ハイローオーストラリアで勝率UPをする方法としてバックテストは効果的です。
さまざまな種類のインジケーターを学んで、相場を予測して取引をしてきた人も勝率に限界を感じてしまいがちです。
戦略を練って取引をしているのに勝てない場合には必ず原因があります。平たく言えば、勝てない手法で取引をしているからです。
今までなかなか勝てないと思っていた人もバックテストで検証すると急に勝てるようになる可能性が十分にあります。
この記事ではバックテストとはそもそも何なのか、どうやったらできるのかを詳しく解説します。
ハイローオーストラリアで勝つために押さえるべきバックテスト項目を理解して、勝てる戦略でバイナリーオプション取引を進めていきましょう。
目次
バックテストとは
バックテストとは過去の為替レートの相場情報に基づいて、取引手法の勝率などの分析することです。
過去にさかのぼって(バックして)実際の相場データを収集し、ある戦略でバイナリーオプション取引をしたときに結果がどうなるかを調査・分析します。
勝率だけでなく、勝ち数、負け数、引き分け数などのさまざまなデータを取得することが可能です。
インジケーターなどを使用して取引をするルールを設定し、そのルールで過去の相場でどのような結果になるかを調べます。
過去の為替レートで有効で勝率が高かったなら、今でも勝って稼げる戦略と判断します。
バックテスト
バイナリーオプションは勝率約50%
バックテストの重要性を理解する上で大切なのが、バイナリーオプションの勝率は高くないと認識することです。
バイナリーオプションは相場が上がるか下がるかを予想するだけのシンプルな取引になっています。

バイナリーオプションは当てずっぽうで取引をしても確率的には約50%の勝率です。
2回に1回くらい取引が成功するなら、簡単に稼げると思う人もいるでしょう。
しかし、ペイアウト倍率は業界トップクラスのハイローオーストラリアでも2倍未満です。
ハイローオーストラリアのペイアウト倍率 | |
---|---|
Highlow | 1.80倍~1.95倍 |
Highlowスプレッド | 2.00倍 |
Turbo | 1.75倍~2.00倍 |
Turboスプレッド | 1.95倍~2.30倍 |
2倍のペイアウト倍率なら2回に1回の確率で勝っていれば利益と損失がトントンになります。
ペイアウト倍率が2倍未満なので勝率をうまく上げなければ長期的には少しずつ損をしてしまうため、勝率の高い手法を編み出して取引する必要があります。
ハイローオーストラリアならわずかな勝率UPで稼げるチャンスがあるので、工夫をして勝てる戦略を見出すことが重要と言えます。
安定して勝つための基本
ハイローオーストラリアのバイナリーオプションで安定して勝つためのコツは、勝率の高いエントリールールを決めてシステムトレードをすることです。
例えば、勝率70%の取引ルールを見出すことができたら、10回のうち7回はペイアウトを受け取れます。
しかし、行き当たりばったりの取引をしていると、バイナリーオプションでは勝率が安定しません。
システムトレードをして有効な手法を見出していくことが、ハイローオーストラリアで成功することにつながります。
安定して勝てる戦略を見出す手段としてバックテストをおこなうのがおすすめです。
バックテストの例
バックテストについてまだイメージが湧かない人もいるでしょう。バックテストの例をここで簡単に紹介します。
バイナリーオプションでは「RSIが70%以上になったら買われ過ぎになっているから相場が下がる」という条件がよく用いられています。

バックテストでは「RSIが70以上になったタイミング」を過去の為替レートのデータから探し出します。
そして、RSIが70以上になった次の足で反発が起こり、相場が下がったケースと、相場が下がらなかったケースを集計していきます。
分析結果①
100回中、70回は相場が下がっていたとしたら、「ロー」でバイナリーオプション取引をすれば70%の確率で勝てると考えられます。
100回中70回相場が下がった | |
---|---|
ローエントリー | 70%の確率で勝ち |
分析結果②
逆に100回中、45回の頻度で相場が下がっていたとしたら、この条件で取引をすると勝率は45%になると予想できます。
「ロー」でエントリーすると負け越しますが、「ハイ」にしても勝率として期待できるのは55%です。
100回中45回相場が下がった | |
---|---|
ローエントリー | 45%の確率で勝ち |
ハイエントリー | 55%の確率で勝ち |
高いペイアウト倍率のハイローオーストラリアでも負け越してしまうリスクが高いので、この条件を当てにして取引をしない方が良いと判断できます。
バックテストの特長
バックテストはバイナリーオプションで勝てるかどうかを判断するために重要な手法です。
システムトレードをして安定して勝てるようになるにはバックテストによる検証が欠かせません。
ここではバックテストの特長を詳しく解説します。
攻略手法の勝率を確認できる
バックテストはバイナリーオプションの攻略手法の勝率を数字で確認できるのが特長です。
「これは勝てる攻略手法だ」と宣伝されている手法があったとしましょう。
勝てると一言で言われても、どのくらい勝てるのかはこの文言だけではわかりません。
バックテストをすれば数字で勝率を算出することが可能です。
ある攻略手法で取引をしたときに77%で勝てることがバックテストによってわかったら、ハイローオーストラリアで使ってみたいと思うでしょう。
逆に勝てると知られている手法でも50%でしか勝てなかったら使う意味がないと判断できます。
自分で新たに編み出した攻略手法の場合には有効性があるかどうかを検証したいでしょう。
しかし、お金を使って取引をしてしまうと、あまり有効ではない手法だったときには大損をするリスクがあります。
バックテストならノーコストで手法の有効性を検証できます。
自信を持って使える手法を編み出せるまでバックテストを繰り返していくと安心して取引できるでしょう。
勝率に応じた資金管理
バックテストをすると手法ごとに勝率がわかるため、資金管理を視野に入れた取引戦略を考えられるようになります。
システムトレードでは複数の条件を組み合わせることがほとんどで、RSI、CCI、ストキャスティクス、ボリンジャーバンドといったインジケーターを用いたり、ローソク足のパターン分析をしたり、ラインを引いて条件を決めたりするのが一般的です。
バックテストを用いた資金管理
3つの条件が同時に揃っていてレートが上がると示唆されているときには、1つしか条件を満たしていないときに比べて大きな資金でエントリーしたいと思うでしょう。
バックテストをした結果として、3つの条件が揃っていると勝率は80%、1つだけだった場合にはそれぞれ60%だったとわかったらどう考えるでしょうか。
3つの条件が揃っていたら、思い切って大金を費やして取引したい、60%の条件を満たしているときには少しくらいなら資金を投入しても良いと思う人が多いでしょう。
このような際に勝率80%なら全資金の8%、勝率60%なら全資金の6%を賭けるといったシステムトレードや、もっと傾斜をかけることもできます。
勝ちやすいときに資金を十分に使って利益を増やすのは、ハイローオーストラリアで勝つための重要なポイントです。
ハイローオーストラリアのバイナリーオプションでは一定額をかけ続ける資金管理がよくおこなわれています。
しかし、勝率が高いときに多額の資金を使った方が稼ぎやすいのは明らかでしょう。
取引資金を変更して効率よく勝つ戦略を立てるにはバックテストが有効です。




スキルアップの根拠
バックテストをするとバイナリーオプションのスキルアップができているかどうかを実感できます。
新しいシステムトレードの手法を考えても、勝率が低かったらあまり意味がありません。
新しい手法を考えたときにバックテストをして結果を集めておくと、勝率の高い手法を生み出せるようになってきているかどうかを評価できます。
トレーダーとしてスキルアップできているかを見極める上で重要な指標です。
バックテストの勝率が伸びていないときには何か新しい考え方を取り入れるか、誤解しているポイントを見つけ出すことが重要になります。
トレーダーとして成長していく道筋を見出すための根拠になるのがバックテストのメリットです。
メンタル負荷の軽減
バックテストをすると取引のメンタル負荷が軽くなります。
取引をして負けてしまうと全額を失うのがバイナリーオプションの厳しいポイントです。
うまく勝つことができたとしても、次に同じ金額でエントリーして負けたらトータルでは損失になるため、次も勝てるか負けるかわからないという状況では心理的に負担が大きいのは明らかでしょう。
しかし、バックテストをして勝率がわかっているとメンタルが落ち着きます。
このタイミングは勝率が52%しかないから取引しない、65%だから無難に取引する、80%だから資金を増やすといった冷静な考え方ができるからです。
メンタル負荷を軽減するとストレスが少なくなり、ハイローオーストラリアでバイナリーオプション取引をすることに前向きな気持ちを持てます。
根拠がなくて勝てるかどうかがわからない取引ばかりしてしまって、メンタル的にきつくなることもあるので注意しましょう。
バックテストをすれば勝ちやすいかどうかを判断できるようになり、不安を減らして取引できるようになります。
戦略の多様化
バックテストはバイナリーオプションの戦略を多様化させ、総合的に勝てるチャンスを見極めるスキルを身に付けることにつながります。
バックテストは過去の為替データに基づいて分析をしますが、どのデータを使うかは自分で決めます。
選んだデータによってバックテストで得られる結果が変わるので、データの選び方も加味して戦略を立てることが可能です。
為替レートは政治や経済の状況によって大きく変動します。
USD/JPYで取引をしようと考えているとき
USD/JPYでバイナリーオプション取引をしようと考えているときには、アメリカと日本の政治経済による影響があることを念頭に置くことが必要です。
今、アメリカも日本も景気が良い状況であれば、バックテストをするときにも両国の景気が良い時期のデータを用いると信憑性が高くなります。
アメリカの景気が良く、日本は経済が低迷している時期のデータでバックテストをしても、今とは整合性が取れない可能性が高いでしょう。
データの選び方も加味してバックテストをすることで、同じ手法でも社会情勢に応じた使い分けができるようになります。
今は勝率が低い手法でも、社会の様子が変わったときに有効な方法になる可能性があります。
バックテストを使いこなせるようになると、ハイローオーストラリアを攻略する戦略を多数描いて臨機応変に対応できるスキルを体得することが可能です。
バックテストをする方法
バックテストは過去の為替データに基づいて実施します。
システムトレードで使用する条件をまずは決めましょう。
そして、過去の為替チャートでシステムトレードの条件を満たしているときにエントリーしたら勝てたかどうかを集計していくという流れになります。
バックテストをする方法は大きく分けると2通りあり、1つは無料のツールやデータを用いてバックテストをする方法、もう1つは有料で簡単なバックテストツールを使用する方法です。
ここではそれぞれの方法について詳しく紹介します。
【無料】MT4のヒストリカルデータを活用
MT4のヒストリカルデータを使用すればバックテストをおこなえます。
MT4は登録すれば無料で利用できるツールです。
ハイローオーストラリアでテクニカル分析をする際に欠かせないツールなので、MT4を用意して取引を進めていくのがおすすめです。
MT4には標準でヒストリカルデータが入っていますが、最新の情報を取得するにはダウンロードが必要です。
まず、MT4のツールとして搭載されているヒストリーセンターを開きます。

次に、ヒストリカルデータを入手したい通貨ペアと時間足を選んでダウンロードすればバックテストに使えます。

MT4でバックテストをするにはEA(Expert Advisor)の機能を使用しなければなりません。
EAの活用にはインジケーターの条件設定などの細かな条件をプログラミングをして、自動売買に使用する条件ファイルを作成することが求められます。
インターネット上にもプログラミングの記述方法はたくさん流通しているので、少し慣れればMT4でバックテストができるでしょう。
MT4のストラテジーテスターではメタエディターを使用します。
作成したEA、通貨ペア、モデル、期間の4つを指定してバックテストの条件を定めてスタートすれば結果が出てきます。

ストラテジーテスターを使いこなせるようになれば、新しい手法を思いついたときにすぐに無料のバックテストで検証できるので便利です。
根拠がなくて勝てるかどうかがわからない取引ばかりしてしまって、メンタル的にきつくなることもあるので注意しましょう。
【有料】FX業者のバックテストツールを利用
お金をかけてでもバックテストをしたい人には、FX業者などが提供している有料のバックテストツールを使用する方法があります。
FXでも価格が上がるか下がるかを予想する点は同じで、価格が上がるときには買い注文を出して価格が上がった時点で売るという取引をします。
ハイローオーストラリアでもFX向けのバックテストツールを使って手法の検証をすることが可能です。
また、ハイローオーストラリアやバイナリーオプションに特化したバックテストツールも開発されています。
ハイローオートアナライザーやMTF Analyticsが代表的な有料ツールです。
有料のバックテストツールはプログラミングの知識がなくてもバックテストを簡単にできるのがメリットです。
細かい分析データを出力できるように作られているツールもあります。
ただ、有料なので、その分もバイナリーオプションを通して稼がなければならないというプレッシャーが生じるでしょう。
メンタル負担がかえって大きくなってしまうリスクもあるので、有料のバックテストツールを使うときには注意が必要です。
バックテストの重要項目
バックテストはバイナリーオプションで勝てるようになるために必要なデータを取得するという目的を持って使用することが大切です。
ヒストリカルデータを使用してバックテストの結果を出力すると、たくさんのパラメーターが表示されますが、あまり意味のないものもあります。
ここではバックテストの重要項目をピックアップして紹介するので、バックテストの結果を効率的に活用できるようになりましょう。
勝率
バックテストの結果で最も重要なのは勝率です。
攻略手法の勝率が何パーセントなのかが明確にわかります。手法の勝率がわかると、ハイローオーストラリアで使うべきかどうかを判断することが可能です。
もし損益分岐点よりも低い勝率だったなら使わないようにしましょう。
勝率が60%の手法で、ペイアウト倍率が1.80倍の取引をした場合
10,000円の取引をしたときに予想が当たれば18,000円のペイアウトを受け取って8,000円の利益を得られますが、予想が外れたときには10,000円の損失です。

勝率が60%だとすると、100回の取引をしたら60回は勝ち、40回は負けると考えられます。勝って得られる利益は8,000円×60回=480,000円、負けて失う損失は10,000円×40回=400,000円です。
勝率が60%で100回取引した場合
勝敗 | 損益 |
---|---|
60回勝ち | 8,000円×60回=480,000円の利益 |
40回負け | 10,000円×40回=400,000円の損失 |
そのため、60%の勝率の手法でペイアウト倍率が1.80倍の取引をすれば100回の取引で80,000円勝ち越せると期待できます。
勝率に基づいた利益 | ||||
---|---|---|---|---|
勝って得られる利益 480,000円 | - | 負けて失う損失 400,000円 | = | トータル +80,000円 |
このようにして勝率に基づいて利益と損失の期待値を計算すると、利益を得られる可能性があるかどうかを判断可能です。
ハイローオーストラリアでは取引方法や通貨ペアによってペイアウト倍率が違うので、勝率とペイアウト倍率のバランスも考慮して使うべき手法かどうかを判断しましょう。
連勝数と連敗数
連勝数や連敗数は分析の仕方によってさまざまな情報を引き出せる重要なパラメーターです。
基本的には連勝数が多くて連敗数が少ない手法が理想的です。ただ、連勝や連敗の動向は相場によって大きな影響を受けます。
例えば、朝一の欧米市場がオープンする前の時間帯では連勝数が多く、ヨーロッパ市場がオープンすると連敗が始まるというケースがあります。
時間帯によって為替取引の動向は急変することが多く、マッチしている時間帯であれば連勝できる優秀な条件になっていることがよくあります。
しかし、トータルの勝率を見ると連敗している時間帯があるために50%にすら満たないということも稀ではありません。
バックテストの結果を細かく分析すると、勝てる時間帯や通貨ペアなどを見出せるでしょう。
特に勝率が低いのに連勝数が多いときには、詳細を確認する価値があります。
バックテストの注意点
バックテストをすればハイローオーストラリアで勝てる手法を選んで取引を進められます。
ただ、バックテストをすれば確実に勝率UPになり、勝ち越せるトレーダーになれるというわけではありません。
ここではバックテストを信用しすぎて失敗しないための注意点を解説します。
通貨ペアによって動向が違う
バックテストによって勝率が高いとわかった手法が、どの通貨ペアにも通用するとは限らないので注意しましょう。
USD/JPYで勝率80%の手法ができたとしても、EUR/USDやAUD/JPYではまったく通用しなくて勝率が激減することがあります。
通貨ペアによって通貨の売買に参加しているトレーダーが異なるからです。
政治や経済による影響も国によって異なるため、通貨ペアの違いによってレートの挙動が変わるのは当然でしょう。
バックテストは通貨ペアごとに実施して、勝率が高い通貨ペアに対して使用するのがおすすめです。
時期によって相場の動きが異なる
バックテストはあくまでも過去の一時期のヒストリカルデータに基づいて手法の有効性を検証する方法です。
時期によって相場の動きは異なるので、過去に良い成績を出せた手法が今後も同じ成績を出せるとは限りません。
バックテストをした時期によって勝率も連勝数・連敗数も変わります。
政治や経済の事情を考慮して、今と同じような時期を過去から探し出したとしても、トレーダーの意識が今と昔では違っていて相場の動きが変わることもあります。
勝率が絶対的な数字とは言えないので、バックテストは過度に信用せずに参考として考えた方が無難でしょう。
実際に取引するとエントリータイミングが課題になる
バックテストと現実のギャップを埋めなければならない点にも注意が必要です。
ハイローオーストラリアのバイナリーオプションではエントリーした瞬間のレートが重要になります。
レートは刻々と変わっているので、今すぐエントリーすべきか、数秒後にエントリーした方が良いかといった課題があります。
実際に取引をするとエントリータイミングで悩んでしまってチャンスを逃すことも少なくありません。
実践的にバイナリーオプションのスキルを磨いてこそ、ハイローオーストラリアで勝てるトレーダーになれます。
バックテストツールを使うとコストが悩みになる
有料のバックテストツールは簡単に使える魅力がありますが、コストがかかってしまうので注意しましょう。
コストがかかった分も、ハイローオーストラリアで取引をして取り返さなければなりません。
仮に毎月5,000円の料金がかかるバックテストツールを使用したとしたら、毎月5,000円は利益を得なければ損をしてしまいます。
バックテストツールを使用すると利益を目減りさせてしまうことになるので、基本的には無料の方法でバックテストをするのがおすすめです。
デモトレードも活用しよう
ハイローオーストラリアではデモトレードを活用して無料で取引を体験することができます。
システムトレードの条件を評価する手法としてデモトレードもバックテストと同じくらいに重要な役割を果たします。
バックテストとデモトレードで大きく異なる点が3つあります。
バックテストとデモトレードで異なる点
手法の検証に使用するデータの時期
バックテストで用いるヒストリカルデータは過去のデータです。
しかし、デモトレードではリアルタイムで表示される今のデータを使用することができます。
データの時期 | |
---|---|
バックテスト | 過去のデータ |
デモトレード | リアルタイム |
過去のデータに基づいて有効性を評価した取引手法が、今もまったく同じように通用するとは限りません。
デモトレードであればたった今のデータを取れるので、今有効な手法を見つけ出すことができます。
高度経済成長期とバブル期、リーマンショックや世界恐慌などの世界的なイベントがあったときではレートの動きが異なるのは明らかでしょう。
今の社会情勢で有効な手法かどうかを評価できるのがデモトレードの魅力です。
統計的にデータを集計するために必要な労力
デモトレードでは自分で取引をして勝敗の結果を集計していかなければならないので、統計的な優位性を見出すためには大きな労力と長い時間がかかります。
バックテストなら過去の莫大なデータを使用できるので、プログラミングさえできればすぐに統計分析が可能です。
条件検証に必要なスキルのレベル
プログラミングの知識がないとバックテストは無料で実施することは困難です。
デモトレードはバイナリーオプションの知識があれば十分で、プログラミングはまったく知らなくても問題ありません。
また、ハイローオーストラリアのデモトレードは完全無料なので誰でも気軽にできます。
このような違いを考慮すると、誰でも気軽に条件検証をできる点でデモトレードは魅力的です。

バックテストの条件をデモ取引で検証
バックテストとデモトレードは性質が異なるため、長所を生かしてより勝率UPを狙えるようにすることが大切です。
統計的に有効性が高いと考えられる手法を見出すには、データの母集団が多いバックテストの方がスピーディーで効率的です。
ヒストリカルデータを使用して分析するので、為替市場が動いていない土日にもバックテストをおこなえます。
今の相場に合わせて微調整をしたり、勝率がより高い手法を選び出したりするにはデモトレードが有効です。
市場が止まっている週末にバックテストをして条件の候補を探し、平日にデモ取引で今の有効性を検証するのがおすすめです。
両方を組み合わせることでハイローオーストラリアの取引勝率を引き上げられます。
まとめ
ハイローオーストラリアではバックテストを活用すると勝率UPを実現できます。
システムトレードによって安定して勝てる手法を確立するには、莫大な量のヒストリカルデータを使用できるバックテストを使うのが効率的です。
無料のMT4でバックテストをするにはEAを利用できるくらいのプログラミングスキルが必要ですが、エントリー条件のコーディングの仕方についての情報もたくさん流通しているので初心者でも少し努力すればバックテストができるでしょう。
ただ、バックテストはあくまで過去のデータに基づいているので、今の相場で通用する手法かどうかはわかりません。
バックテストを通して勝率の高い魅力的な手法を見出したら、ハイローオーストラリアでデモトレードをしてみましょう。
デモトレードで検証して有効性を確認したら本番のスタートするという流れにすると、勝てるバイナリーオプション取引を実現できます。
