勝率を上げるのはハイローオーストラリア(Highlow.com)で安定した利益を得られるようにするために欠かせません。
1000万円稼ぎたいと思うなら、できるだけ勝率を上げられるようにテクニカル指標を使って取引を進めることが重要になります。
CCIはオシレーター系のインジケーターとしてFXや商品先物取引などでもよく用いられている勝率アップの指標です。
ハイローオーストラリアで稼ぐためにも重要な指標として活用できます。
しかし、CCIの意味を理解して使おうと思って計算式を見てみると、あまりにも複雑で閉口してしまう人も多いでしょう。
勝率を上げる考え方を身に付けるにはCCIがどのようなインジケーターなのかを理解することは必須です。
この記事を通してCCIの基礎を押さえましょう。
ハイローオーストラリアでの勝率アップにつながる重要な基盤を作れるように、具体的な使い方も合わせてCCIについて解説します。
目次
CCIの意味と計算方法
CCIはアメリカのドナルド・M・ランバートによって生み出された商品取引で頻繁に用いられているオシレーター系インジケーターです。
「Commodity Channel Index」の略称で、商品チャネル指数と日本語では呼ばれています。
Commodity (商品)
Channel (チャンネル)
Index (指数)
商品の市場価格を分析していたランバートが価格の上下動に手記性があることを見出し、インジケーターとして解析を容易にしたという経緯があります。
相場がサイクルを持って動くことは相場理論の教科書的な存在であるダウ理論でも重要な原則として位置づけられています。
その考え方を商品取引に応用したのがCCIです。
商品取引に最適化された指標では為替レートには使えないのではないかと思うかもしれません。
しかし、市場価格の動きは「人による売買」によって生まれているものなので、その取引対象が商品だろうが通貨だろうが大きな違いはありません。
CCIはバイナリーオプションで使えます!
そのため、FX取引でもテクニカル分析にCCIが使われてきました。そして、バイナリーオプションでも価値が見出されて応用が進められています。
CCIは数学や統計に強い人でないと計算式から意味を解釈するのが困難です。
基本的には値動きの幅に比べて、実際の価格がどのくらい乖離してきたかを指数として示したものです。
CCIは基準値TP、基準値の単純移動平均MA、乖離率i、乖離率の単純移動平均MDを使って次のように計算されます。
◆CCI=(TP-MA)/(0.015×MD)
※TP:高値・安値・終値の平均値
※MA:TPの単純移動平均
※i:TP-MAの絶対値
※MD:iの単純移動平均
ローソク足チャートでは高値と安値、終値と始値の4つの指標が一つのローソク足に盛り込まれていますが、その日の値動きの結果として重要なのは終値です。

さらに高値と安値を考慮することで、どのくらいの値幅で動いたかを加味した指標となっているのが基準値TPです。
大きな高値を一時的に記録するだけでTPは引き上げられるので、終値と低値がほとんど同じだけれど上ひげが伸びているようなときにはTPは大きくなります。
感覚的にも上ひげが伸びていると価格を上げようとする力が働いていると考えられるでしょう。
このような大きな動きを考慮した指標になっているのが基準値TPの特徴です。
TP-MAが実際の価格からどれだけ乖離していたかを表し、乖離率を期間で平均化した値、つまり平均偏差で補正をかけています。
近い時期の乖離率を大きく反映するように補正したと考えると良いでしょう。
これから先の変化を追いたいので、比重としては直近の価格の乖離率を重視するのが効果的です。
なお、0.015の係数はどの値にも一様にかけられる定数なので実質的には意味がなく、分析のときに数値を見やすいように―200~200くらいに収まるように調整しているだけです。
このようにCCIは高値と安値を考慮した本来あるべき基準値から、どれだけ実際の価格が離れているか求めるインジケーターです。
大きく外れているときには売買による調整が起こりやすいので、CCIの絶対値が大きいときには大きな値動きが起こると予想できます。
CCIでのエントリー判断と設定の注意点
ハイローオーストラリアで取引をするにはハイかローかを決めてエントリーする必要があります。
CCIを使うときにはどのようにしてエントリーするかどうかを決めたら良いのでしょうか。
CCIは大きな正の値を取ったときには基準値が高くなりすぎている状況があることを示します。
そのため、「売り」が活発になって価格が下がるのが一般的です。
逆に大きな負の値を取ったときには「買い」の動きが強まるので価格が上がると考えられます。
一般的な基準としてはCCIが100を超えたら買われすぎの状態で反転して価格が下がり、CCIが-100を下回ったら売られすぎなので反転して価格が上がると判断します。
CCIは200くらいまで動くこともあるので必ずしも100が適切とは限りませんが、自分なりのエントリー判断をするための参考値として使ってみましょう。

CCIでは計算方法が定式化されていますが、期間だけは自由に設定が可能です。CCIを使うときには期間の設定の仕方に注意があります。
「14」が最も標準的に用いられていて、株価を見るときには常套手段です。
ただ、FXでは「14」だけでなく「20」も使われています。どちらが優れているかはケースバイケースなので、両者を併用すると確度を高められるでしょう。
任意の期間を設定して分析しても問題はないですが、FXトレーダーが売買の判断を下すときにはどちらかを見ているのが一般的だということは念頭に置いておきましょう。
CCIのメリットとデメリット
買われすぎや売られすぎの動向を見るオシレーター系インジケーターとして、CCIはどのような特徴があるのでしょうか。
RSIなどの類似しているインジケーターと比べたメリットとデメリットを見ておきましょう。
レスポンスが早い
CCIは流通しているオシレーター系インジケーターの中でもトップクラスのレスポンスの早さを誇っているのが最大の魅力です。
単純移動平均を取っているので実際の価格の動きよりは遅れが生じると考えられるかもしれません。
しかし、CCIは高値と低値を使っている影響で今後の大きな動きの予測を加味された指標になっているのが特徴です。
例えば、大きな高値を一瞬だけ付けたとしましょう。終値はそれ以前と同じだったとしても、相場に影響するくらいに大きな「売り」に動いた投資家がいることがわかります。
その様子を見て、売るべきか迷っていた投資家も売ろうと考えることもあるでしょう。その動きがだんだんと強まると上昇トレンドが発生することになります。
このため、CCIは現状の相場を考えると買いたい、売りたいという気持ちが高まってきている様子が反映された値になります。
一部の投資家が早めに下した判断へのレスポンスを起こすので、今後の値動きを読むサインとして重宝されています。

エントリーの根拠として十分ではない
CCIのレスポンスの早さは実は諸刃の剣です。一部の投資家の動きによってCCIは大きく変動するので、ダマシが頻繁に起こります。
売りに急いだ投資家がいてCCIは100を超えたけれど、相場の動きを別の観点から見るとまだ上昇トレンドが続くと考えられる場合もあります。
すると他の投資家が追いかけるようにして売りに動くことがないので、トレンドの転換が起こりません。
大企業が決済のためにやむを得ず通貨を売ったために高値が生じるというケースもあります。
このようなノイズの影響も受けることを考慮し、CCIだけではエントリーの根拠にはならないと理解しておくのが大切です。
レスポンスの早さを生かすには、まずはCCIでエントリーの可能性があるかどうかを見るのが効率的でしょう。
そして、有望そうなチャートが見つかったときに、他のインジケーターを使って根拠を見つけてからエントリーするという流れにすると勝率が上がります。
相性の良いインジケーターが多い
CCIが優れているのは大半のインジケーターと相性が良いことです。
基準値という独自のパラメーターにより、高値と安値を参考にして、本来あるべき価格からのずれを評価しているのがCCIの特徴です。
この視点は他のインジケーターにはないものなので、組み合わせて使用すると値動きの予測の確度を高められます。
CCIを使うと勝率アップになるのは、独自のパラメーターを使用しているからなのです。
また、CCIは性質上、逆張りにしか使えないと思われがちです。しかし、順張りにもCCIは使えるので、オシレーター系だけでなくトレンド系との組み合わせもできます。
幅広いトレードスタイルに対応できる点で魅力的なインジケーターです。
CCIを使う勝率アップ方法
最後にCCIを使う勝率アップ方法を具体的に紹介します。CCIで逆張りをするときには以下の二点は共通事項になります。
◆CCIが100を超えたら下降トレンドになると考えてLOWエントリー
◆CCIが-100を下回ったら上昇トレンドになると考えてHIGHエントリー
順張りの場合には少し見極め方が異なりますが、基本的には100と-100の値を有効活用する予測の仕方です。
これらを念頭に置いて、他のインジケーターを使って勝率を上げる方法を見てみましょう。
RSIで高確率エントリー
価格を上げる力や下げる力の指標となるRSIを併用すると逆張りの勝率が高まります。
リスクがあるとはいえRSIは単独で使ってもそれなりに高い勝率になるインジケーターなので、CCIによって可能性があるタイミングを逃さないようにするとさらに勝率の高い取引を行えます。
CCIが100を超えた後にRSIが70%以上になるか、CCIが-100を切った後にRSIが30%以下になったらエントリーチャンスです。
前者ならLOWでエントリー、後者ならHIGHでエントリーします。

RSIもレスポンスが早いテクニカル指標ですが、一般的にはCCIの方がさらに早いと言われています。
その違いを考慮すると、RSIに比べてCCIの動きが先行しているときの方が勝率は高くなるでしょう。
ボリンジャーバンドで勝率アップ
価格のばらつき具合を示すトレンド系インジケーターのボリンジャーバンドを使えば順張りエントリーが可能です。
CCIが条件を満たしてからローソク足とボリンジャーバンドを追跡しましょう。
ボリンジャーバンドがスクイーズを起こして広がり始めたタイミングを狙ってエントリーするとトレンドの発生のタイミングで順張りができます。
ボリンジャーバンドとCCIの期間設定を同じにしておくと成功率が高くなるので、ボリンジャーバンドの設定を「14」または「20」にして行うのが効果的です。
また、CCIで順張りをするときにはCCIの傾きにも注意しましょう。
CCIが100を超えていて右肩下がり、-100を下回っていて右肩下がりのときは発生したトレンドが続きやすいので勝ちやすくなります。

MACDで順張り必勝法
指数平滑移動平均によってトレンドの発生の感度が高くなっているMACDを使うと順張りでの勝率が上がります。
MACDを使うときにはゴールデンクロスやデッドクロスを使ってエントリータイミングを見定めるのが一般的です。
MACDとCCIで順張りをするなら、CCIは100を下回るタイミング、あるいは-100を上回るタイミングを狙いましょう。
その前後にMACDでクロスが発生していたらエントリーとちょうど良いくらいです。
トレンド系インジケーターに比べるとMACDはレスポンスが早めなので、サインを見つけたら速やかにエントリーをするのが大切です。
CCIとMACDはレスポンスの早さが長けている指標の組み合わせになります。
ハイローオーストラリアのターボ取引攻略にも応用可能なので、使い慣れておくと稼ぎやすくなるでしょう。

まとめ
ハイローオーストラリアで勝率を上げるためにはテクニカル指標を使って合理的な戦略を考えるのが重要なポイントです。
CCIはレスポンスが早い優秀な指標として勝率アップに活用できます。
CCIは商品取引の相場を分析するために生み出されたインジケーターで、高値と低値を計算に組み込んでいるのが特徴です。
CCIのレスポンスが早さを生かせばエントリーすべき候補チャートを素早く見出すのに役に立ちます。
ハイローオーストラリアではターボ取引でも使いやすく、うまく条件を決めれば高い勝率で安定して取引できるようになるでしょう。
ただし、エントリー判断をCCIだけで行うのはリスクが高いので、他のインジケーターと組み合わせて勝ちパターン作りましょう。
ほとんどのインジケーターと相性が良いので、補助的に利用すると確度の高いエントリーができます。
個々のエントリーのタイミングの見極めにはコツがいりますが、練習を繰り返していくときっと勝率アップになるでしょう。
ハイローオーストラリアではデモ取引を無料で行えるので、CCIがよくわからなくて困っていた人もトレーニングを積んでみて下さい。
きっとこれからの勝率アップに直結する力が身に付きます。
