ハイローオーストラリア(Highlow.com)では通常のハイロー取引の他にスプレッド取引が用意されています。
効率的に稼ぐためにはスプレッド取引の攻略が重要だと考えている人もいるでしょう。
スプレッド取引は高ペイアウト率になっている代わりにスプレッド幅が設定されているのが特徴の取引方法です。
ペイアウト率が高いのは大きな魅力で、同じ金額を投入した際にハイロー取引よりも大きな利益を上げられます。
ただ、高いペイアウト率なのは難易度が高いからに他なりません。
この記事ではハイローオーストラリアのスプレッド取引を攻略して稼ぐ方法を紹介します。
ハイローオーストラリアのメリットを最大限に生かせるようにするために、基本的な手法を身につけましょう。
目次
ハイローオーストラリアのスプレッド取引とは?
ハイローオーストラリアが提供しているスプレッド取引について基本的なルールを確認しておきましょう。
スプレッド取引はスプレッド幅が設定されていて、取引開始時点の価格よりもスプレッド幅分以上高くなるか、低くなるかを予想する仕組みです。
判定時刻においてスプレッド幅以上の値動きが起こらなかった場合にはHIGH、LOWのどちらにエントリーした場合にも負けになります。
例えば、米ドル円でスプレッド取引をするときに、スプレッド幅が0.4円だったとします。
102.5円で取引開始になったとすると、HIGHエントリーなら102.9円以上になれば勝ち、LOWエントリーなら102.1円以下になれば勝ちです。
しかし、ハイロー取引ならHIGHエントリーをすると102.5円~102.9円でも勝ちの判定になるのに、スプレッド取引の場合には負けになります。
LOWエントリーの場合にも同様にハイロー取引なら勝てる102.1円~102.5円の領域が負け判定になるのがスプレッド取引です。
ハイローオーストラリアではスプレッド幅は通貨ペアや取引時間などによって変動する仕組みになっています。
一般的には誰もが大きな値動きを起こすと予想するような局面ではスプレッド幅が広くなり、そうでない場合には狭くなる傾向があります。
ただ、どのような基準でスプレッド幅が設定されているかは公開されていません。
スプレッド取引をしようと思った時点で確認し、そのスプレッド幅でも勝てるかどうかを逐一判断することになります。
スプレッド取引ではペイアウト率が高いことが知られていますが、どのくらい高いのでしょうか。
ハイローオーストラリアでは通常のハイロー取引でも1.80倍~1.95倍という高いペイアウト率になっています。
しかし、スプレッド取引では2.00倍~2.30倍というさらに高い水準に設定されているのです。
ハイローオーストラリアでは取引時間が15分・1時間・1日の通常取引と、30秒・1分・3分・5分のターボ取引があります。
通常取引の場合には一律で2.00倍のペイアウト率になり、ターボ取引では取引時間が短いほど高いペイアウト率になっています。
30秒で大きな値動きを起こし、スプレッド幅を超えるのは難しいと考えられるでしょう。
そのため、最大の2.30倍のペイアウト率が一律で適用される仕組みになっています。
スプレッド取引で成功するための条件
ハイローオーストラリアのスプレッド取引で成功するために満たさなければならない条件はいたってシンプルです。
スプレッド幅を超えて価格が動き、判定時刻においてHIGHまたはLOWの条件を満たしていれば勝てます。
スプレッド幅が設定されている以外に通常のハイロー取引と違いはないので、ルール自体はわかりやすいと言えるでしょう。
なお、ハイローオーストラリアではどの銘柄についてもスプレッド取引が可能です。
ハイロー取引が可能なものについては対応するスプレッド取引が存在しています。
ターボ取引では主要な通貨ペアに限られますが、通常取引であれば17種類に通貨ペアに加えて商品や株価指数、仮想通貨なども利用することが可能です。
スプレッド幅の設定が異なる点以外はどの銘柄を選んでも成功するための条件は同じです。
スプレッド取引で稼ぐためには、最も値動きが大きくてスプレッド幅を超えられる銘柄を選んでバイナリーオプション取引をすることが重要になります。
ハイローオーストラリアではその選択肢も広いので、様々な局面で利益を生み出しやすい銘柄を選択できるのがメリットです。
スプレッド取引を検討できる相場の4条件
ハイロー取引と違って無条件で負ける領域が設定されているという解釈をすると、いつでもスプレッド取引で成功できるわけではないこともわかります。
幅の狭いレンジ相場になっているときにはスプレッド幅を超えられない場合が多いでしょう。
スプレッド取引で成功できる相場には条件があります。典型的な4つの条件を紹介するので、スプレッド取引をする際にはどれかに該当しているかどうかを見極めましょう。
強いトレンドが発生
1つ目はスプレッド幅を超えられる強さのトレンドが発生しているときです。
注意が必要なのはただトレンドが発生していれば良いわけではなく、トレンドの強さが十分に大きいことが求められることです。
トレンドラインを引いてどのくらいの上昇幅があるのかを確認するのが重要になります。
通常よりも一つ短い時間足のチャートを開いてトレンドラインを引き、ラインの傾きがどのくらいかを見てみましょう。
その傾きが十分に大きければ取引時間内に十分にスプレッド幅を超えられる強さのトレンドが発生していると判断できます。
スプレッド幅を超えるレンジ相場
2つ目はスプレッド幅を超えるレンジ相場になっているときです。
レンジ相場の場合にはレジスタンスラインとサポートラインを引いてみるとわかりやすいでしょう。
その幅がスプレッド幅よりも大きくなっているレンジ相場ならエントリー可能です。
ただし、レンジの高値域と低値域の幅が十分に広くないと失敗するリスクが高くなります。
また、判定時刻のタイミングで高値または低値になっていなければならないのでレンジ相場ではもともとリスクが高いのは確かです。
レンジ相場では値動きの周期性に着目するのが重要で、転換点から次の転換点までの間に取引が終了するような取引時間を選ぶと成功率が高くなります。
安定しているレンジ相場では価格の上昇と下降に周期的なリズムがあるので、その時間がどのくらいかを見積もってからエントリーを検討しましょう。
レンジ相場から新たにトレンドが発生するタイミング
3つ目はレンジ相場から新たにトレンドが発生するタイミングです。
特にレンジ相場が長く続いていたケースではスプレッド幅が狭くなっていることが多いため、トレンドが発生して一方向への値動きが起こるとスプレッド幅を超えられる可能性が高くなります。
この場合にはインジケーターを使用してタイミングを見計らってエントリーするのが基本です。
経済指標の発表などの大きな価格変動が起こると予想されるタイミング
4つ目は経済指標の発表などの大きな価格変動が起こると予想されるタイミングです。
ファンダメンタルズ分析をすると大きな変動を起こし得るタイミングを見極められます。
各国の金融規制の実施や雇用統計の発表など、様々な政治経済の動きが値動きを引き起こします。
突発的な価格変動なのでスプレッド幅も特に大きくなっているケースはあまりありません。
そのため、変動が起こるタイミングさえ見誤らなければスプレッド取引の成功率が高いと期待できます。
必見!スプレッド取引攻略法
スプレッド取引で勝てると期待できる相場のパターンは4通りあり、それぞれについて効果的な攻略法が異なっています。
全てに対応するのは大変なので、自分なりにやりやすい方法を導き出していくのが大切です。
ここでは数ある手法の中でも比較的挑戦しやすい攻略法を紹介します。
レンジ相場から抜け出し、新しいトレンドが発生するタイミングはスプレッド幅が小さいうちなのでスプレッド取引が成功しやすいと考えられます。
この際にトレンドが強くて値動きの勢いが十分に大きければスプレッド幅を超えると期待できるでしょう。
このような考え方で行うスプレッド取引攻略例を概説します。
この方法で重要なインジケーターはボリンジャーバンド、RSI、ACオシレーターの3つです。
レンジ相場から上昇トレンドが発生するケースについて具体的に見ていきましょう。
まず、ボリンジャーバンドが収束していた状況からエキスパンションを起こし始めていることを確認します。
ボラティリティが大きくなっているので、値動きが活発に起こるとわかるサインです。
次にRSIが20%以下になって1つか2つはローソク足が表示されていることを見ます。
少し時間を置くのは売られすぎになってから少し時間が経ち、多くの投資家が買いに動くと期待できるからです。
この条件を満たしている状況で、ACオシレーターが緑色かつ三本連続で値が大きくなっていたらHIGHエントリーです。
ACオシレーターは値動きの駆動力がわかるインジケーターなので、ACオシレーターが緑色で連続的に増加している状況なら大きな価格上昇を期待できます。
3つのインジケーターを併用するので分析が大変なのは確かですが、スプレッド取引にこだわらずにハイロー取引をすることもできます。
ACオシレーターが緑色で三本連続だったけれどRSIは20%と30%の間に入っていたり、ボリンジャーバンドのエキスパンションが弱かったりして不安になることもあるでしょう。
この際には値動きが小さい上昇トレンドが起こる可能性が高いと考えられるので、ハイロー取引でHIGHエントリーをすれば勝てると期待できます。
スプレッド取引はハイロー取引に比べると厳しい条件を求めていると考え、集めた情報を総合してハイロー取引なら勝てる可能性があるのかを検討するようにしましょう。
スプレッド取引で稼ぐコツ
スプレッド取引はハイリスクハイリターンの取引なのは事実です。
ペイアウト率が少し高いからといってむやみに使わない方が良いのではないかと思う人もいるでしょう。
しかし、ハイローオーストラリアではリスクヘッジができるので、うまく使えば勝率が低くても稼げるようになります。
ハイローオーストラリアのスプレッド取引で稼ぐには転売を活用するのがコツです。
転売は判定時刻になる前に利益確定や損切りをする方法です。
例えば、1時間取引をしていたら10分後に相場が変わってしまったという場合もあるでしょう。
このままでは勝てないとわかった時点で転売をすれば、その時点での転売ペイアウトを受け取ることができます。
損切りになるケースが多いのは確かですが、負けたときのように全額を失わずに済むので資金の減りを抑えられます。
スプレッド取引では発生したトレンドの勢いがあまり大きくなかったり、予想通りにトレンドが発生しなかったりして失敗することが少なくありません。
その際に直ちに転売をしてしまえば、トータルで見ると稼ぎやすくなります。
損切りのルールを決めて、迷わずに転売できるようにするとスムーズに取引を進めれるようになるでしょう。
スプレッド取引ではターボ取引を使うのも重要なポイントです。
短時間での値動きが大きいことは少ないのではないかと思うかもしれません。
しかし、ターボ取引は通常取引と違ってスケジュールが決まっていないので、エントリーしてから30秒・1分・3分・5分後に判定時刻になります。
利益確定のタイミングを自分で決められるのがメリットです。
特にレンジ相場を使って取引をするときには価格変動の周期に合わせて取引することが重要になります。
エントリーと利益確定の両方のタイミングを決められないと失敗しやすいため、ターボ取引を積極的に活用しましょう。
まとめ
スプレッド取引では大きな値動きが起こるタイミングなら大きなペイアウト率で取引できます。
ハイローオーストラリアでは2倍以上のペイアウト率になっているので魅力的な取引方法です。
ハイリスクハイリターンの取引になるのは事実ですが、値動きの勢いが十分にあるタイミングを狙えば攻略できます。
ACオシレーターを代表とする値動きの勢いを評価可能なモメンタム分析のインジケーターを用いるとエントリーポイントを見極めやすいでしょう。
スプレッド取引のエントリー条件は基本的にはハイロー取引の条件を厳しくしただけのものです。
スプレッド取引では難しい局面でもハイロー取引なら安心してエントリーできるケースもあります。
普段からスプレッド取引でエントリーできる可能性があるかどうかを見極める習慣を付けるともっと稼げるようになります。
テクニカル分析のスキルも上達するので積極的に取り組んでいきましょう。