ハイローオーストラリア(Highlow.com)でバイナリーオプションをするときにはどの通貨ペアを選ぶかで迷ってしまうでしょう。ハイローオーストラリアでは16種類もの候補があるので、数が多くて選べないという贅沢な悩みを抱える場合が多いのです。
しかし、これからハイローオーストラリアを始める段階の初心者には、どの通貨ペアから手を付けたら良いのかがわからずに苦悩してしまうでしょう。
16種類の通貨ペアを全部試すのも大きな手間です。特徴を理解してより良さそうなものを選ぶとしても、かなりの勉強量が必要になります。

そこでここではおすすめの通貨ペアをランキング形式でまとめました。
1位が1番稼げて、2位は2番目に稼げるというわけではありませんが、取引のしやすさを重視したランキングになっています。このランキングを参考にして、自分に合っている通貨ペアを探してみて下さい。
目次
ハイローオーストラリアのおすすめ通貨ペアランキング

ハイローオーストラリアで選ぶ通貨ペアのおすすめランキングは以下のようになりました。
1位:USD/JPY
2位:EUR/USD
3位:EUR/JPY
4位:USD/CHF
5位:AUD/USD
それぞれの通貨ペアについて概要とメリット、デメリットを簡単に解説します。通貨ペアの特性を考慮して、どのような人におすすめかも紹介するので通貨ペア選びに活用して下さい。
1位:USD/JPY
ハイローオーストラリアで選べる16種類の中でもおすすめなのはUSD/JPYです。米ドル円の通貨ペアは最もポピュラーで、世界第二位の通貨取引量があります。
安定通貨の日本円と世界の基軸通貨の米ドルのペアなので、取引したいと考える投資家が多いのはイメージできるでしょう。
メリット

USD/JPYは日本の昼間の時間帯から取引量が多いのがメリットです。
USD/JPYは主に昼間は日本円の通貨価値によって動き、夜になると米ドルの価値により変動します。日本の東京市場とアメリカのニューヨーク市場はオープン時間が重なっていないため、時間帯によってどちらに着目すれば良いかが明確です。
また、USD/JPYはアメリカと日本に関する情報が簡単に手に入るのでリスク回避をしやすいのも魅力です。
経済指標の発表や要人の発言などによる大きな価格の変動リスクを避けるには最も情報取得の労力が少なくて済みます。逆にこのタイミングを狙って取引をするスタイルも選びやすいでしょう。
デメリット

USD/JPYには目立ったデメリットはありません。
安定した推移をしやすいのがUSD/JPYの特徴で、癖がいない分、このように取引すれば良いという定式化が難しいのはデメリットでしょう。
トレンド相場の日もあれば、ずっとレンジ相場のこともあり、一日のうちに何度もトレンド相場とレンジ相場を繰り返す場合もあります。
向いている人
✓ とにかく無難な通貨ペアを選びたい人
✓ 昼間に取引をするのがメインの人

2位:EUR/USD
EUR/USDは先進国通貨ペアで投資家の多い国々が集まっているため、取引量が世界一なのが特徴です。
イギリスの脱退によってユーロの価値が揺らぐことが危ぶまれていましたが、脱退後も人気通貨の地位を他に譲らず、EUR/USDは通貨取引の中心になっています。
メリット

EUR/USDは取引量が多いのでテクニカル分析が通用しやすいのがメリットです。
テクニカル分析は大勢の投資家が取引をしているときに予想が当たる可能性が高くなる性質があります。夕方にロンドン市場が開いた頃から、早朝のニューヨーク市場が閉じる頃までは安定して高い取引量があるので予想が当たりやすいでしょう。
また、EUR/USDはトレンド相場が発生しやすいのも特徴です。ロンドン市場が開いてトレンドが生まれたら、そのままニューヨーク市場が閉まるまでずっと同じトレンドが続くことすらあります。
これも取引量が多いのが影響しています!
世界第一位の地位が揺るがない限りはトレンド相場を狙えるでしょう。
初心者はトレンド相場の方が取引しやすいという人が多いので、EUR/USDを選ぶと気軽に取引できます。
デメリット

EUR/USDのデメリットは朝から昼間にかけてはメリットを生かせないことです。
EUR/USDの取引量が増えるのは夕方のロンドン市場が開いてからなので、日本時間の昼間はレンジ相場であまり値動きを起こさないのが一般的です。
ただ、アメリカもヨーロッパも眠らない都市があり、海外展開をしている企業もたくさんあります。
昼間は安定したレンジ相場ではなく、急変を起こしやすい相場になりがちです。
向いている人
✓ テクニカル分析を駆使したい人
✓ 夕方から夜にトレンド相場を狙いたい人
3位:EUR/JPY
EUR/JPYはユーロと日本円の先進国通貨ペアですが、取引量はそれほど多いわけではありません。シェアとしては2~3%を推移している状況があり、先進国通貨の中ではマイナーな部類に入ります。
しかし、EUR/JPYは日本人がバイナリーオプションで使うには魅力的な特性があるので人気の高い通貨ペアです。
メリット

EUR/JPYはほぼ一日中しっかりとした値動きを起こすのがメリットです。
朝は東京市場での取引によってレートが動き、夕方にはロンドン市場にバトンタッチします。ロンドン市場が閉まる頃になってもEUR/JPYはクロス通貨なので米ドルの影響で少しずつ値動きを起こします。
一日を通じてEUR/JPYの相場の状況は変わりますが、時間帯に応じた取引の仕方を考えれば一日中しっかりした値動きがあって取引しやすい通貨ペアです。
EUR/JPYは特に夕方になると大きな幅でレートが動きます。
短いトレンドが発生することも多いので、狙い目が見つかったら取引するというスタンスを持つとスプレッド取引も成功させやすいでしょう。
デメリット

EUR/JPYは時間帯によって相場の動向が大きく変わるので、時刻を意識して取引しなければならないのがデメリットです。
トレンドが発生しやすいのは夕方だけで、ロンドン市場が開く前や東京市場が閉まった後はレンジ相場が中心になります。どちらの市場が開いた直後も相場が荒れて予測が難しくなります。
向いている人
✓ 朝から夜まで取引をし続けたい人
✓ 夕方に大きな変化がある相場を狙いたい人
4位:USD/CHF
USD/CHFは取引量のシェアが3%~4%程度で、安全通貨のスイスフランと米ドルの先進国通貨ペアです。
安全通貨ならではの特性があるので癖があって賛否両論ですが、バイナリーオプションでは初心者にとって選びやすい性質を持っています。
メリット

USD/CHFは安定して緩やかなレンジ相場になることが多いのがメリットです。
夕方から夜にかけて、ロンドン市場とニューヨーク市場が開いている間は安定した大きい幅のレンジ相場が維持されやすいので、逆張り戦略が通用しやすくなっています。
デメリット

USD/CHFはトレンドが発生することがあまりないのがデメリットです。
また、USD/CHFは昼間の取引量が少なくてノイズが入ることが多いので注意しなければなりません。夕方以降と同じで急変がないと思っていると足元をすくわれる可能性があります。
基本的に昼間の取引には向いていないと考えるのが無難です。
向いている人
✓ レンジ相場にこだわって取引したい人
✓ 急変が起こるリスクを避けたい人
5位:AUD/USD
AUD/USD は豪ドルと米ドルの先進国通貨ペアで、GBP/USDに続く世界第四位の通貨取引量があります。
オーストラリアは高金利通貨だったのでFXでは人気でしたが、近年では金融政策の影響で金利が下がってきています。
金利が関係ないバイナリーオプションでは依然として人気がある通貨ペアです。
メリット

AUD/USDは夜中から午前中まで取引量が多いのがメリットです。
真夜中に比べるとニューヨーク市場が閉まった朝から昼前にかけては取引量が少なめですが、オーストラリアの市場は開いているのではっきりとした値動きがあります。
東京市場が開く前の時間帯に取引する際には値動きが小さい通貨ペアばかりなのが悩みになりがちですが、AUD/USDなら合理的な取引戦略を考えられるくらいの取引量があるので安心です。
また、オーストラリアの金融政策や経済指標の発表は日本の朝に行われます。
デメリット

AUD/USDは午後から夜まではほとんど値動きを起こさないのがデメリットです。
オーストラリア経済はアメリカやヨーロッパなどに比べると情報が入りにくいのも難点です。
主な金融政策や経済指標の発表程度なら簡単に手に入りますが、大局を理解しようとすると努力が必要です。
向いている人
✓ 朝型で午前中までの取引がメインの人
✓ 金融政策や経済指標の発表を狙って取引したい人
【順位外】通貨ペア以外のおすすめ
ハイローオーストラリアでは通貨ペア以外にも商品、仮想通貨、株価指数を使えます。
ここでは番外編として通貨ペア以外でおすすめのゴールド・ビットコイン、二つ紹介します。
【順位外】通貨ペア以外のおすすめ
・ゴールド
・ビットコイン
ゴールド
ゴールド、すなわち「金」は安定資産として人気です。
ハイローオーストラリアではゴールドの先物価格を取引に使うことができます。
メリット

ゴールドは夕方から深夜にかけて続くロンドン市場で活発に取引されるので、この時間帯は取引量が多くてテクニカル分析が通用しやすいのがメリットです。
デメリット

ゴールドはほとんどの時間がレンジ相場で、あまりはっきりとした周期性がない場合がほとんどです。一日かけると大きな値動きを起こすことが多いですが、短時間では予想が難しい傾向があります。
向いている人
✓ ロンドン市場とニューヨーク市場の重なる時間帯にトレンド相場を狙いたい人
✓ 通貨ペア以外の取引候補を作っておきたい人

ビットコイン
ビットコインは今後の安定資産として期待される仮想通貨、暗号資産の筆頭です。
流通量が増えてきたお陰でバイナリーオプションでも使いやすくなってきています。
メリット

ビットコインはシンプルなテクニカル分析による予測が当たりやすく、イレギュラーの発生が少ないのがメリットです。
アメリカやヨーロッパが昼間の時間帯の値動きが大きめですが、24時間いつでも取引できる程度の変動があるので時間を選ばずに取引できます。
また、通貨ペアとは若干テクニカル指標への応答の様子が違います。
デメリット

ビットコインは情勢がわかりづらく、世界中にアンテナを広げてファンダメンタルズ分析をしなければならないのがデメリットです。
向いている人
✓ テクニカル分析を使って24時間取引したい人
✓ 通貨ペアでは予想が微妙に外れる人

まとめ
通貨ペアのおすすめを初心者向きにお届けしましたが、いかがだったでしょうか。自分に合いそうな通貨ペアが見つかったなら、早速ハイローオーストラリアで試してみましょう。
今まで良い通貨ペアがなかったという人はゴールドやビットコインに挑戦するのもおすすめです。
考えているほどうまくいかないときには色々な原資産を使ってみて下さい。
