金融サービスを利用するときには運営業者が公正な取引を行えるようにしつつ、関連法令に抵触しないようにルールを定めています。
ハイローオーストラリア(Highlow.com)でも利用する上でやってはならないことを禁止行為として摘発しています。
いわゆる詐欺行為や他人に迷惑をかける行為、運営に支障を来すような行為は禁止されているのが一般的で、ハイローオーストラリアに限ったことではありません。
ただ、どのような禁止行為が定義されているかは業者によって異なります。
ハイローオーストラリアでは禁止行為として何が明確に決まっているのでしょうか。
ハイローオーストラリアでうっかり禁止行為をしてしまったときにどうなるのかも含めて、この記事では関連事項をまとめました。
安心してハイローオーストラリアを利用できるようになるための参考資料として活用して下さい。
目次
禁止行為と知らなくても違反すれば口座凍結

ハイローオーストラリアでは禁止行為違反に対して厳しい対応をしています。
禁止行為と知っていてあえてやった人も、禁止されているとは知らずにやってしまった人も、違反と見なされた場合には口座凍結になるリスクがあります。
口座凍結には全面凍結と部分凍結がありますが、明らかな違反行為だった場合には全面凍結になって強制解約になり、ハイローオーストラリアのブラックリストに載ってしまいます。
このような処罰を受けてしまうと口座に入っていた残高を取り出すことも、バイナリーオプション取引をすることもできません。
ハイローオーストラリアのサービスをもう利用できなくなってしまうので、禁止行為には触れてはならないと覚えておきましょう。
ただ、禁止行為が何かがわかっていないと、うっかりやってしまうこともあり得ます。
他のコンテンツでも禁止行為になるリスクがある取引方法などについて解説していますが、ここではバイナリーオプション取引の仕方だけでなく、ハイローオーストラリアの利用に際して禁止されていることを幅広く理解しておきましょう。
強制解約になるケース
ハイローオーストラリアで強制的に口座解約になるケースについては、「よくあるご質問」の中で具体的にリストアップされています。
以下の内容に一つでも該当した場合には口座凍結処分になるので注意しましょう。
レートの遅延やフロントランニングを狙った取引

レートの遅延を狙うと、確定しているレートに基づいて注文を出すことができます。
これは後述の業者間アービトラージなどを活用すれば可能なのは事実です。
レートの反映は業者によってわずかにタイムラグがあるので、早めにレートが表示された業者のデータに基づいていくらになるかを理解し、ハイローオーストラリアで取引をすると確実に成功する注文を出せます。
このようなやり方はハイローオーストラリアにとって損害をもたらす不正行為と見なされています。
フロントランニングについては他の人から依頼されてハイローオーストラリアで取引をしているケースで起こり得るものですが、あまり個人にできるものではないでしょう。
FRONT=前
RUNNING=走る
先回りして注文を出すという意味
もし仲介業を営んでいるなら一般的な不正行為なのでハイローオーストラリアでも禁止されていると留意しておく必要があります。
業者間アービトラージ等の自動売買ソフトの利用の疑いがあると弊社が判断する場合

ハイローオーストラリアでは自動売買ソフトの利用が禁止されています。
業者間アービトラージによるレートの遅延を狙った取引は、人力でやるよりも機械に任せた方が正確です。
そのためのソフトも開発されていますが、ハイローオーストラリアでは禁止なので注意しましょう。
また、自動売買ソフトを使ったかのような注文の仕方をしてしまうと疑われる可能性があります。
連続注文や両建て注文はリスクが高いと言われているので避けて通るのが無難です。
ただ、明示的に禁止されているわけではないため、不正取引と思われないように使っていきましょう。

クレジットカードの乱用が認められた場合

ハイローオーストラリアではクレジットカードの乱用も明確に禁止としています。
ハイローオーストラリアの口座に入金するときにはクレジットカードを使えるのがメリットです。
ただ、本人名義ではないクレジットカードは利用できないなど、クレジットカードを正しく利用するための基本事項を条件として定めています。
クレジットカードの乱用の具体的定義はありませんが、短時間に何度も違うクレジットカードで入金するケースが考えられるでしょう。
不正に作成したクレジットカードなのではないか、支払いができなくて後日トラブルになるのではないか、クレジットカード現金化に使用されているのではないかなどといった懸念から一般的に禁止されている行為です。
なお、クレジットカードの利用については他にも注意点があるので、以下の記事を見て確認しておくのがおすすめです。

取引額と比べ、入出金額が通常の範疇を超える金額と弊社がみなす場合

ハイローオーストラリアで提供しているのはバイナリーオプション取引のサービスです。
目的外の利用をしているのではないかという疑いがあると監視されることになるでしょう。
入金や出金の金額があまりにも大きい場合には不審がられてしまいます。
取引額が少ない場合には口座の強制解約になる可能性があるので気を付けましょう。
これはマネーロンダリングの可能性が疑われるのが主な理由です。
日本語では「資金洗浄」という。
違法に手に入れた資金を架空口座や他人名義の口座を転々と移動させて出所をわからなくさせて正当なお金に見せかけること
通常の取引の範疇と見なされている限りは頻繁に入出金をしても問題はありません。
普段からハイローオーストラリアで取引する習慣を作っておけば疑われずに済むでしょう。
本人確認書類や公共料金、郵送物等に偽造を施した場合

ハイローオーストラリアで取引を開始するには本人確認が必要になります。
運転免許証、パスポート、マイナンバーカードが使用可能ですが、偽造したものだった場合には当然ながら詐欺行為なので契約が無効になります。
運転免許証は試験に合格しなければ手に入れられませんが、パスポートは日本人なら誰でも取得できます。
マイナンバーカードについても同様なので役所で手続きをして入手してから口座開設をしましょう。
口座開設の手続きの流れや注意点は以下の記事を見て下さい。本人確認書類があればいかに簡単でスピーディーかがわかります。

同一人が複数口座を開いたことが確認された場合

ハイローオーストラリアでは複数口座の保有が認められていません。
口座開設を申し込む時点で本人確認をしているので複数口座ができてしまうことは通常はあり得ないでしょう。
虚偽の本人確認書類を用意するなど、詐欺行為をしなければ口座は一つしか持てません。
本人確認書類の虚偽があったかどうかに関わらず、複数の口座開設をしたとわかった時点で強制解約の対象になります。
一方だけでなく両方が解約されることもあるので、開設する口座は1つだけを肝に銘じておきましょう。
口座取引条件からわかる禁止行為の多さ
ハイローオーストラリアでは口座開設時に参照できる口座取引条件でも禁止行為について詳しく示しています。
契約条件の中では禁止行為の定義をしていて、17種類もの項目を設けています。
詳しい内容は下記リンクから公式ページへ移動していただき、ページ最下部にある「契約条件」を参照して確認して下さい。
ハイローオーストラリアの禁止行為の定義を見ると多いという印象を受けた人もいるでしょう。
ただ、良識のある人なら当然だと思うようなことが大半を占めています。
少し知識があるだけでほとんどの内容が当たり前だとわかるでしょう。
良識で判断可能な禁止行為

良識があれば禁止行為だと判断できるものとして、インサイダー取引や口座なりすましが挙げられます。
また、現在位置やデバイスの位置についての偽装工作などの詐欺行為、オプション取引の禁止されている地域での利用などが代表例です。
また、ハイローオーストラリアが金融サービスを提供するにあたって問題になる行為も挙げられています。
ITのインフラストラクチャーを攻撃するような行為や、金融サービスの義務を遵守する能力に問題が生じるような行為です。
情報システムを稼動させる基盤となるコンピュータなどの機材、ソフトウェアやデータ、通信回線やネットワークなどの総体のこと。
誰もが平等にサービスを利用できるようにするには重要なポイントでしょう。
この他にも第三者に口座を利用させることや、複数の口座で取引することを禁じています。
基本的な金融商取引の原則を知っていれば当然と言える項目です。
少し知識があれば判断可能な禁止行為

少し知識があると禁止だと理解できる項目もたくさんあります。
仮想専用サーバーやプライベート・ネットワークの利用は不正行為によく用いられているのでハイローオーストラリアでは禁止行為にしています。
また、投資顧問などのように法律によって金融取引に関する助言ができる許可を持っている人や業者以外からアドバイスを受けて取引をすることも禁じられています。
ハイローオーストラリアが不正行為に関わったのではないかという疑惑を持たれてしまうリスクが高いからです。
金融業者としては信用が重要なので、このような禁止行為を定めています。
上述のアービトラージ(裁定取引)やシステム・オーバーロードを使った取引も禁止されています。
異常な売買や取引量の急激な変化についても場合によってはハイローオーストラリアが禁止行為だったと判断することもあるので注意しましょう。
取引量の大きな変化は口座が他の人に乗っ取られたのではないかという疑いが生まれる要因です。
また、異常な売買は自動売買ソフトの利用が懸念されるため、サーバーへの負荷の大きさや公正な取引の推進の必要性を考慮して禁止されています。
安全に利用するのに必要なこと
ハイローオーストラリアでは様々な禁止行為が定められています。
違反すると口座凍結になるリスクがあるとなると、不安になる人も多いでしょう。
しかし、以下の3つを押さえておけば問題が生じることはまずありません。安全に利用するために必要なポイントを押さえておきましょう。
◆良識に従って公正な取引に努める
◆悪徳なレクチャーやセミナーを利用しない
◆自動売買ソフトを使わない
良識に従って公正な取引に努める

ハイローオーストラリアが定めている禁止行為のほとんどは良識があれば当たり前のことです。
公正な取引をするという意識を持ち、良識に従って利用していれば口座凍結のリスクはほとんどありません。
ハイローオーストラリアを騙して利益を出そうなどといった不正な考えを抱かずに、正々堂々と取引をしていくのが大切です。
自分の考えで取引をする

どうしてもハイローオーストラリアでの取引がうまくできないと思ったときには禁止行為に触れる可能性が高くなります。
他の人にアドバイスをもらって取引をしたら良いのではないかと思うようになりがちだからです。
金融取引で成功したいという人をターゲットにした悪徳なレクチャーやセミナーなども行われていて、しばしば摘発されています。
バイナリーオプションでも事例があるので気を付けなければなりません。
人に頼りたい気持ちが生まれるかもしれませんが、使うのは自分自身のお金です。
言われた通りに取引をして大損をしたら途方に暮れてしまうでしょう。
自分の判断で取引をすると決めてかかればこのような失敗をすることもありません。
資格のない第三者からの意見に基づいて取引をしたのが疑われて禁止行為になることもなくなります。
また、良識に従った取引をしていてもハイローオーストラリアで禁止行為に引っかかるケースとして自動売買ソフトの利用です。
自分の考えでハイローオーストラリアで取引すると決めていれば、自動売買ソフトも使わずに済むでしょう。
まとめ
ハイローオーストラリアでは安定したサービスを提供できるようにするために、禁止行為を定めています。
禁止行為だと見なされると口座凍結になってしまいますが、本当に違反だったかどうかを判断するのは自分ではなくハイローオーストラリア側です。
ここでは禁止行為を網羅的にまとめたので、きちんと頭に入れて疑わしい行為をしないように心がけましょう。
良識を持ってハイローオーストラリアを利用し、自分の考えで取引をするようにしていれば禁止行為に触れるようなことはまずありません。
不正な企てをせずに公正な取引をすればハイローオーストラリアをいつまでも利用できます。
