ハイローオーストラリア(Highlow.com)で稼げる取引手法はないものかと調べていると、スキャルピング取引に気付く人もいるでしょう。
投資の取引手法には名前がついていることがよくありますが、その中でもスキャルピング取引はよく話題に上がる手法です。
特殊な手法という印象を受ける人が多い取引方法ですが、スキャルピング取引がどのようなものかを知っているでしょうか。
スキャルピング取引について調べてみると、成功談がたくさん見つかる一方で、口座凍結になってしまったという口コミも散見されます。
稼げるけれどリスクもある手法なのかと思うかもしれませんが、本当にそうなのでしょうか。
ハイローオーストラリアでスキャルピング取引をしたら稼げるのかが気になっている人もいるでしょう。
この記事ではスキャルピング取引を活用するメリットやデメリットを紹介し、ハイローオーストラリアのバイナリーオプション取引で使って大丈夫なのかどうかをわかりやすく解説します。
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目次
スキャルピング取引とは

スキャルピング取引がどのような取引手法なのかをまずは詳しく見ておきましょう。
スキャルピング取引とは超短時間取引を繰り返す手法です。
スキャルピング取引は主にFXで用いられている手法で、株式投資などの他の分野でも応用されている例があります。
ただ、市場取引の特性からFXが最も有効と考えられていて、他の投資ではあまり利用されていません。
FXのスキャルピング取引はほんの数秒から数分の間に複数回ポジションを獲得し、さらに数秒後には次々に決済してしまうのが典型的なやり方です。
FXでは為替レートが動けば小さな値動きだったとしても利益を生み出せる可能性があります。
レバレッジをかけられるので10銭の値上がりでも25倍のレバレッジなら2.5円の値上がりに相当する利益を得ることが可能です。その性質を利用してコツコツと稼ぎつつ、投資リスクを分散させる手法として生み出されたのがスキャルピング取引です。
リスクを分散させるという点についてもう少し深く掘り下げておきましょう。
FXのデイトレードでは為替レートの上下動を見ながら安いタイミングで買いポジションを取って、高くなったタイミングで決済をします。あるいは高いタイミングで売りポジションを取り、安くなったら決済するやり方もあります。

しかし、為替レートの数秒や数十秒での動きは予測するのが容易ではありません。
1日で見ると明らかな上昇トレンドが発生している相場でも秒単位で見たら価格が下がることは当然あり得ます。
1時間という枠で見てみると下降トレンドが発生していることもあるでしょう。
それでも1分単位で見れば価格が上がっているタイミングもあります。
このようにマクロとミクロでは値動きの傾向にも違いが生じるのです。
特に時間が短いほど値動きの方向性は安定しにくいことから、単発で取引をしても失敗するリスクが高くなります。
しかし、スキャルピング取引はポジションの獲得と利益確定のタイミングを分散させられるのでリスクが低減されます。
例えば...
例えば、米ドル円を見たときに100円20銭になっていたとします。そして、相場の様子を見ると価格がこれから上昇する可能性が高いと考えられたとします。
そこでエントリーを決意したものの、100円20銭の時点から10秒間かけて100円0銭まで値下がりして100円15銭まで戻ってきたとしましょう。
この際に100円20銭の時点で全額エントリーをしていたら損失になります。
しかし、100円20銭の時点から100円0銭に下がるまでずっと細かくエントリーを繰り返し、最後に100円15銭になる時点で決済をしたら状況は一転する可能性があります。
仮に100円20銭、15銭、10銭、5銭、0銭のタイミングで同じ金額のエントリーをしていたとしたら、収支としては-5銭、0銭、5銭、10銭、15銭です。
最後の二つのエントリー分の利益を得られる結果になったとわかります。

全額を100円0銭のタイミングでエントリーしたのに比べると利益が少ないのは確かですが、その瞬間を見極めてエントリーするのは困難です。
利益を生み出せそうなタイミングを見計らい、絨毯爆撃をするようにしてエントリーするとリスクが分散されて利益を得やすくなります。
このような考え方と超短時間取引を組み合わせると、短い時間でコツコツと稼げると考えられます。
そのため、自動売買ツールなども利用して効率的にスキャルピング取引をして稼いでいるFXトレーダーもいます。
スキャルピング取引はFXで禁止!?

スキャルピング取引の原理がわかるとリスクを分散させながら着実に稼げる方法ではないかと思う人もいるでしょう。
しかし、FXでは禁止事項として定められていることがあるので注意が必要です。
国や金融庁などによって禁止されているわけでもなく、世界的にも禁止されているわけではありません。
しかし、FX業者の判断としてはスキャルピング取引はして欲しくないというのが本音で、ユーザーズガイドや利用規約などに禁止取引として盛り込んでいるケースが多々あります。
スキャルピングにはFX業者にとって二つのリスクがあるからです。
サーバーの負荷

一つはサーバー負荷が大きくなることで、ポジションの獲得や決済のために一人のトレーダーから大量の注文が短時間にやってくるのが問題になります。
一人だけであれば良いですが、社会情勢などから判断して取引すべきポイントだと考えられた場合には世界中のトレーダーが注文を出すでしょう。
その大半がスキャルピング取引をしていたとしたら、サーバー負荷が大きくなりすぎて対応できなくなるリスクがあります。
サイトにアクセスが集中しすぎて、サイトの表示がとんでもなく遅くなるようなイメージです!
少なくとも遅延が発生してしまい、約定できない状況が増えることになる可能性が高いので、全トレーダーの平等なメリットを考えてスキャルピング取引を禁止しています。
リスクヘッジがしにくい

もう一つはFX業者がリスクヘッジをしにくいからです。
FX業者では大きな損失を生まないためにカバー取引を行っているのが一般的です。
カバー取引とはトレーダーとは逆のポジションを業者が獲得することで、為替リスクの低減に効果がある手法です。
スキャルピング取引によって超短時間で多数の取引が行われるカバー取引の処理が追い付かなくなるリスクがあるため、禁止して経営の安定性を保てるようにしています。
ただ、全てのFX業者でスキャルピング取引を禁止しているわけではないため、FXトレーダーは業者さえ選べばスキャルピング取引を行えます。
自動売買によってスムーズに行う手法も存在しているため、世界中を見るとスキャルピング取引で稼いでいるトレーダーも決して少なくありません。
スキャルピング取引はハイローオーストラリアでも可能?

スキャルピング取引は超短時間で繰り返し取引するのが特徴ですが、ハイローオーストラリアでもできるのでしょうか。
仕組み上はスキャルピング取引をすることも、巧妙に稼ぐ戦略を立てることも可能です。
しかし、一般的なハイローオーストラリアのトレーダーの見解ではスキャルピング取引は禁止されています。
ハイローオーストラリアのスキャルピングに対する見解や、バイナリーオプションでのスキャルピングの実現性について見ていきましょう。
ハイローオーストラリアのスキャルピング取引についての見解
ハイローオーストラリアでもFX業者と同じようにスキャルピングが禁止されているのではないかと思っている人もいるでしょう。まずはハイローオーストラリアの規約を詳しく見てみます。
ハイローオーストラリアの契約条件を見ると「禁止行為」について以下の記述があります。
“スキャルピングのような異常な売買もしくは取引量の急激かつ重大な変化と発行者が考える事態に関係する取引パターン”
「注文」の項目ではハイローオーストラリアの権利として以下のように記述されています。
“私たちは、単独裁量権により、かついかなる理由によっても、注文の受理を拒否することができ(発行者の意見では、ブラックボックス取引、禁止行為、スキャルピングまたは類似の取引行為に関係する注文を含みますが、これに限定されるものではありません)、注文に制限を課すこと、または指示もしくは注文の受け取りに他の条件を付けることができます。“
つまり、スキャルピングのような取引はハイローオーストラリアでは禁止行為です。
また、スキャルピングをするとハイローオーストラリア側の判断で約定拒否になる可能性があります。つまり、ハイローオーストラリアがスキャルピングのような異常な取引だと見なしたら無効になり、違反とされてしまうリスクがあるのです。
これがトレードの間でスキャルピングは禁止と認識されている理由です。
ハイローオーストラリアでは自動売買ツールも使えない

禁止行為について自動売買ツールの利用もハイローオーストラリアではできないことも理解しておきましょう。
バイナリーオプション自動売買は海外を中心として流行していました。今でも自動売買ツールがよく販売されています。オークションにも出品されていて、入札すると即時落札ができる場合もあります。出品者からは高い勝率のツールとアピールされていますが、実際に勝てることはあまり多くないのが実情です。
自動売買ツールを使うと人の手でスキャルピング取引をするよりもさらに高速でスキャルピングをするケースがよくあります。自動売買ツールによる不正取引を禁止するために、スキャルピングのような取引を禁止行為とする見解を契約条件に記載しているとも考えられるでしょう。
なお、自動売買ツールの使用が発覚すると完全口座凍結や限定口座凍結、さらには強制解約になることもあります。

複数口座の保有でも口座凍結になることが知られています。自動売買ツールやスキャルピングで強制解約になってもハイローオーストラリアで取引を続けられるようにしたいと考えて複数口座を作りたいと思う人もいるかもしれません。
しかし、複数口座を持った時点でスキャルピングをせずとも二度とハイローオーストラリアを使えなくなるリスクがあるのでやめましょう。
ハイローオーストラリアでスキャルピングができる可能性は?

ハイローオーストラリアではスキャルピングが本当にできないのでしょうか。
単純にハイローオーストラリアの取引ルールを見ただけならスキャルピングは可能です。ハイローオーストラリアのバイナリーオプションではエントリーしたら判定時刻まで特に何もやることはありません。
FXのようにポジションの獲得と決済の二つのステップではなく、エントリーという一つのステップだけで取引ができます。そのため、短時間に連続でエントリーをすればスキャルピング取引と同等の取引を実現可能です。
国内業者では取引時間が2時間以上と定められていますが、ハイローオーストラリアではもっと短い時間の取引も選べます。ターボ取引の30秒取引や1分取引ならスキャルピング取引に近いシステムになるでしょう。

業者によってはポジションの連続獲得ができない場合もあります。同じ取引に対してタイミングを変えてエントリーできなかったり、上限額が定められていたりするからです。
ただ、ハイローオーストラリアでは制限がないのでスキャルピングを実現すること自体できます。
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ハイローオーストラリアでのスキャルピング取引をシミュレーション

ハイローオーストラリアでのスキャルピングが具体的にどのような様子になるかを考えてみましょう。
ハイローオーストラリアでの30秒取引を例にして考えてみます。
これからの値動きを考えたときに上がる可能性が高いのではないかという示唆が得られ、ハイエントリーするケースを想定します。
ここがエントリーだと思ったタイミングから30秒取引でハイエントリーを開始し、数秒後にまたエントリー、その数秒後にエントリーと繰り返していくだけです。
たったそれだけでスキャルピング取引ができます。
合計10回エントリーしたとして、価格が上がったケースが7回、下がったケースが3回なら勝率が70%になります。
ハイローオーストラリアの30秒取引はペイアウト率が1.95倍もあるので投入した資金の1.365倍もの利益を得られたことになります。
ランダムなエントリーだったとすると勝率はせいぜい50%なので損失になります。しかし、価格が上がる傾向がある相場なら全体として値上がりを起こす可能性が高いでしょう。

放物線の極小値のあたりでエントリーをすることを考えてみるとこの理論がイメージできます。

極小値よりも少し前にエントリーすると30秒後にはローという結果になる可能性があります。
しかし、極小値が近づくにつれてハイになる可能性が高くなり、極小値を過ぎてからもしばらくはハイで当たると期待できます。
その後に下落が始まるまではハイエントリーが当たり続けるのでトータルでは勝てる可能性が高いと考えられるのです。
スキャルピング取引の注意点
ハイローオーストラリアの30秒取引でスキャルピング取引をすると稼げそうだとわかり、すぐにでも始めようと思った人もいるでしょう。
しかし、ハイローオーストラリアでスキャルピング取引をするときには注意点が3つあります。
取引ルールに注意

一つ目は取引のシステムに注意してスキャルピング取引の仕方を考えることです。
バイナリーオプションでは取引スケジュールによって判定時刻が決まっている取引と、エントリーした瞬間から一定時間後が判定時刻になる取引が存在します。
ハイローオーストラリアの15分取引や1時間取引のようにスケジュールが決まっている場合には、エントリーする時刻をず少しずつずらしてスキャルピングをしても判定レートは変わりません。
しかし、ターボ取引のようにエントリーした瞬間から一定時間後に判定される場合には、エントリーごとに判定レートが異なります。
判定レートが一つに限られていると、その瞬間だけ価格が高い、低いという事態が起こったときに全て予想が外れるリスクがあります。
しかし、エントリーの都度、判定時刻が決まるシステムの場合には判定レートが決まるタイミングが分散されるのでリスクが低減されます。
どちらが良いと考えるかはケースバイケースですが、スキャルピング取引の勝率に影響を及ぼすポイントなのでハイローオーストラリアのルールをよく理解してから取り組みましょう。
相場の様子に注意

二つ目は相場の様子によっては負け越すということです。
判定時刻の時間帯に急変が起こって予想外の価格になってしまったときだけでなく、値上がりか値下がりかの予想が外れていたときにも負け越しになる可能性が高いのがスキャルピング取引の特徴です。
その点は連続エントリーをしなかった場合でも同じなので、あくまで微々たる価格の上下動によるリスクを分散させられる手法だと考えましょう。
リスクを分散させた結果として、利益も減ってしまうのもスキャルピング取引の注意点です。
1回のエントリーで予想が当たり、ペイアウト率が1.9倍だったら1.9倍のペイアウトを受け取れます。
しかし、10回に分けて7割しか当たらなかったら1.36倍のペイアウトにしかならないのです。
リスクとリターンをどうとらえるかによってメリットがある取引方法かどうかが異なるでしょう。
口座凍結に注意

三つ目はハイローオーストラリアではスキャルピングのやり方によっては口座凍結の原因になることです。
上記のようにハイローオーストラリアでは禁止行為としてスキャルピングのような取引を含めていて、注文の受理を拒否できる取引としてスキャルピングまたは類似の取引行為と挙げています。ハイローオーストラリアが禁止すべきスキャルピングだと判断したら、口座凍結や強制解約になるリスクがあるのです。
原理的にはハイローオーストラリアのバイナリーオプション取引でスキャルピングは可能です。しかし、ハイローオーストラリアの禁止事項に触れてしまった際に注意喚起を受けるだけで済む場合が少なく、すぐに取引が停止になって限定口座凍結を受け、調査が行われるケースが多いことが口コミなどからも示されています。

調査の結果として完全口座凍結になってしまうリスクがあるので、スキャルピング取引をしないようにした方が安全です。
ただ、FXでのスキャルピングの解説での述べたように、手動でやるスキャルピングは数秒から数分くらいの時間間隔でおこないます。数分に一回というとハイローオーストラリアのターボ取引なら十分にあり得る注文の頻度でしょう。
このような取引がスキャルピングと見なされるのでしょうか。
結論としてはハイローオーストラリアが判断するのでわかりません。ハイローオーストラリアはスキャルピング取引とは何かを定義して公開していないため、あくまでハイローオーストラリアの運営側が持っている定義で判断されます。
スキャルピングはハイローオーストラリアでもできますが、禁止行為と見なされて口座凍結にならないように注意しましょう。
まとめ
スキャルピング取引は短時間に起こった価格の上下動による取引が失敗するリスクを分散させることができる手法で、ハイローオーストラリアでも行えます。
ただ、サーバー負荷が大きくなるなどの問題もはらんでいるため、業者によっては禁止されています。
ハイローオーストラリアでも自動売買と見なされるリスクがあることを考慮して、スキャルピング取引をしない方が無難でしょう。
ただ、スキャルピング取引はリスクを分散させられるメリットがあります。
リターンも小さくなるのに留意が必要ですが、リスクを下げたい人は使ってみても良いかもしれません。
スキャルピング取引は無理に使うべき手法というわけではないので、自分に合っているかもしれないと思ったら試しにデモ取引で試してみましょう。

基本的にはスキャルピングはハイローオーストラリアではおすすめしません。スキャルピングをせずとも勝てるエントリー条件を作ることの方が重要です。
ハイローオーストラリアでのエントリー条件の作り方は以下の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてスキャルピング取引から手を引きましょう。


