ハイローオーストラリアでは逆張りを攻略すると稼げるチャンスが広がります。
逆張りはバイナリーオプションの中級者以上が常套手段として使っているテクニックです。ただ、逆張りは初心者でもやり方がわかってしまえば簡単にできるようになります。
この記事ではハイローオーストラリアのレンジ相場の攻略に有効な逆張りを基礎から応用まで詳しく解説します。
目次
ハイローオーストラリアの逆張りとは
ハイローオーストラリアの逆張りとは、相場の動きに対して逆方向にエントリーするテクニックです。
逆張りのエントリー
- 相場が上昇しているとき…Lowエントリー
- 相場が下降しているとき…Highエントリー
相場が上昇しているときには「Low」でエントリーします。
相場が上昇しているときには、そのまま上昇し続けるとイメージするでしょう。
しかし、相場が上がった状況を見てチャンスだと思い、売りを進める投資家が出てきます。
上昇相場で売りによる反発が起こり相場が下がるタイミングを狙ってエントリーするのが逆張りです。
ハイローオーストラリアの逆張りの基礎と定石
ハイローオーストラリアで逆張りを攻略するには基礎を身に付けて応用できるように成長していくことが大切です。
逆張りはレンジ相場を見極めて、タイミングを見てエントリーします。
ここではハイローオーストラリアで逆張りをする基礎と定石をまず覚えておきましょう。
【基礎】レンジ相場とは
レンジ相場とは相場が一定の範囲内で上下に動いている相場です。
明らかなレンジ相場ではレジスタンスラインとサポートラインを明確に引くことができます。
2つのラインにはさまれているレンジボックスに相場が収まる性質があります。
相場がレジスタンスラインやサポートラインに触れるときに反発することが多いので、逆張りをしやすい相場です。
トレンド相場のように方向性がなく、買いと売りが拮抗状況にあるときにレンジ相場になります。
また、相場参加者が少なくて取引がほとんどおこなわれていないときにもレンジ相場になるのが一般的です。
【定石】明らかな過熱感があるレンジ相場でエントリー
レンジ相場の逆張りでは、取引が活発で過熱感があるときにエントリーするのが定石です。
取引量が少ないときにはノイズが発生しやすいため、相場が反転するタイミングを狙うのに成功したとしても、ノイズが原因で取引が失敗するリスクがあります。
取引量が多くてきれいなレンジ相場ができている通貨ペアを選ぶとリスクが低くなります。
市場がオープンしている時間帯を狙うと、取引が活発な相場で取引しやすいでしょう。
ハイローオーストラリアの逆張りのメリット
ハイローオーストラリアで逆張りをするメリットには以下の3つがあります。
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
エントリー機会が豊富
逆張りをするとエントリー機会を増やせます。
レンジ相場は相場全体の7割~8割を占めると言われているからです。
トレンド相場の方がわかりやすいので狙い目と考える傾向があります。ただ、全体の2割~3割しかトレンド相場にならないため、エントリーできるチャンスがあまりありません。
逆張りを攻略できるようになるとハイローオーストラリアで稼げる機会が増えるのがメリットです。
タイミングよくエントリーすれば誰でも成功する
逆張りはタイミング勝負で取引できます。
相場が反発するタイミングを狙い撃ちすれば誰でも成功する取引方法なのがメリットです。
ハイローオーストラリアでは今の相場を基準にして一定時間後に判定が下されるターボ取引を使えます。
「1分後には反発を受けて相場が反転するはずだ」といったときに、短時間取引のターボ取引で稼ぐことも可能です。
ラインを使いこなすとエントリーのタイミングを見極めやすいので、初心者でも慣れると成功できるでしょう。
どんな値幅でも利益が出る
ハイローオーストラリアではバイナリーオプションなので、FXとは違って値幅に関係なく一定の利益を出せます。
レンジ相場ではレートの動きが小さいので、FXで逆張りをして成功しても利益があまり大きくならないのが課題です。
ハイローオーストラリアなら値動きが大きくても小さくてもペイアウトは同じです。
レンジ相場のわずかな価格のレートを狙って取引に成功すれば、まとまった利益を手に入れられます。
ハイローオーストラリアの逆張りに使えるインジケーター
ハイローオーストラリアの逆張りではインジケーターを使ってテクニカル分析をするとタイミングを見つけやすくなります。
逆張りに使うインジケーターは以下の2種類に分けられます。
逆張りに使うインジケーターの種類
- レンジ相場を確認するためのトレンド系インジケーター
- 相場の転換点を見極めるためのオシレーター系インジケーター
トレンド系インジケーターでは以下の2つがおすすめです。
- 移動平均線
- ADX
オシレーター系インジケーターではトレーダーがよく使っている以下の3つをおすすめします。
- RSI
- MACD
- ストキャスティクス
他にもレンジ相場のテクニカル分析に有効なインジケーターは多数あります。
まずは基本の5つを使ってレンジ相場の逆張りを攻略しましょう。
ハイローオーストラリアの逆張りの攻略のコツ
ハイローオーストラリアで逆張りをするときにはコツがあります。
攻略のために重要な2つのポイントを紹介するので活用してください。
ポイント
ターボ取引を活用する
ハイローオーストラリアではターボ取引に対応しています。逆張りのときにはターボ取引を活用するのがコツです。
ターボ取引はエントリーしたタイミングから30秒後、1分後、3分後、5分後のレートが上がったか下がったかで判定されます。
相場が反発する直前にエントリーできるので、確度の高い逆張りが可能です。
判定時刻が決まっている通常のHighLow取引よりも自由度があって、逆張りのベストタイミングを狙いやすいのがターボ取引の魅力です。
レンジ相場を攻略する
逆張りはレンジ相場の攻略に使ってこそ価値があります。
逆張りはトレンド相場でも、戻り売りや押し目買いによる一時的な反発を狙ってエントリーすることも可能です。
ただ、トレンド相場では順張りした方が成功しやすいでしょう。
レンジ相場はバイナリーオプションをしづらいという悩みを解決する手段として逆張りが有効です。
レジスタンスラインとサポートラインを引いて、逆張りによるライントレードをするのがおすすめです。
ハイローオーストラリアの逆張りのおすすめテクニック
逆張りを使うメリットがわかると使ってみたいという気持ちが高まってきたでしょう。
ここではハイローオーストラリアで逆張りを攻略するためのおすすめテクニックを伝授します。
朝から夕方に取引する
日本の朝から夕方を狙って取引をしましょう。
日本の朝から夕方の時間帯は世界三大市場のうちで東京市場しか動いていません。
相場の取引量が多くなるとトレンド相場が発生しやすくなります。
夕方16時になってロンドン市場が開き、21時頃にニューヨーク市場が開くので、夕方になると欧米市場が動き出して取引が活発になります。
朝から夕方の時間帯は適度な取引量があってレンジ相場が続きやすいので、逆張りで狙いやすい時間帯です。
転換点をインジケーターで見極める
相場の転換点を狙うことが逆張りを成功させるための定石です。
転換点を見極めるためにインジケーターを使うテクニックをマスターしましょう。
インジケーターによるテクニカル分析をすると、トレーダーが一斉に売買をする可能性が高いタイミングを見極められます。
RSIやストキャスティクスのように有名なインジケーターは、多くのトレーダーが売買のタイミングを判断するときに使っています。
オシレーター系インジケーターで、サインとしてよく知られている条件が発生したときには、売買の注文が殺到して転換点ができる可能性が高いタイミングです。
ダマシを回避するために複数の根拠を見つける
ハイローオーストラリアで逆張りをするときにはダマシの対策が重要です。
ダマシによってレンジ相場でも逆張りが失敗することがあります。
一つのインジケーターのサインに頼ると、偶然にサインと一致する相場の動きがあったときにエントリーミスを起こすリスクがあります。
例えば、RSIによる逆張りは有名ですが、ダマシが多いことも知られています。
CCIも併用して、「CCIが+100%、RSIが70%以上」といった条件を満たしたときに転換点になると予想してエントリーすると確度が高まります。
インジケーターを併用して、複数の根拠から転換点になるとわかったときにエントリーするのが成功のコツです。
ハイローオーストラリアの逆張り攻略法
ハイローオーストラリアで逆張りをするときには判定時間に応じて戦略を変えることが大切です。
判定時間ごとの逆張り攻略法を見ていきましょう。
30秒~3分判定
ハイローオーストラリアの30秒~3分のターボ取引を使うときには、明らかな相場の反発がすぐに起こるタイミングを狙って攻略します。
レンジ相場の周期が短くて、きれいな形になっている相場を狙うと攻略可能です。
例えば、経済指標の発表のタイミングを狙って取引する方法があります。
米国雇用統計の発表はUSD/JPYなどの米ドル絡みのレートに大きな変動をもたらすことが多い経済指標です。
日本時間では夏時間なら21:30、冬時間なら22:30に発表されます。
この時間の直前は早めに売買しておきたいと考える投資家と、発表に伴う変動を見越して売買する投資家が拮抗するレンジ相場が生まれる場合があります。
周期の短いきれいなレンジ相場できる可能性が高いので、ライントレードで反発するタイミングの直前にエントリーしましょう。
5分判定
ハイローオーストラリアのターボ取引で最も長い5分の判定の取引をするときには、エントリーのタイミングから時間的に余裕を持って相場の変化を見越すことが重要です。
逆張りによる攻略では、あえて定石的なレンジ相場を選ばずに、トレンド相場を狙うのがおすすめです。
大局的に見るとトレンド相場ができていても、戻り売りや押し目買いによって相場は上下に動いています。この反発を狙う方法として優れているのが5分判定の取引です。
例えば、1時間足のチャートでトレンド相場ができているときに、1分足のチャートで見てみると細かい反発が起きていることがわかる場合があります。
このような相場を探して反発の周期性があることを確認できたら、反発する1分前を目安にしてエントリーしましょう。
反発した後に4分あるので反発後に十分にレートが変わる時間があり、逆張りが成功しやすい攻略法です。
15分判定
15分取引は15分ごとに開始時刻と終了時刻が決まっている取引方法です。
ハイローオーストラリアで15分判定の取引で逆張りをするときには、15分足のチャートでテクニカル分析をして、オシレーター系インジケーターを使うのが定石です。
例えば、RSIで15分足チャートの分析をして、サポートライン付近で30%を超えていたら売られすぎ過ぎと判断できます。
反発が起きると予想して、Highでエントリーするのが定石的な攻略法です。
ブレイクによってトレンド相場になるリスクを減らすために、ローソク足の動きも見ておくと良いでしょう。
サポートラインに向かって実体が短い陰線が続き、上ひげが長くて実体も長い陰線が出てきたら大きな反発が起こるサインです。
このタイミングでHighエントリーをすれば当たる可能性が高くなります。
ハイローオーストラリアの逆張りを狙うときの注意点
ハイローオーストラリアで逆張りを攻略すれば稼げる機会が増えます。
ただ、逆張りはリスクも大きいので注意が必要です。
ハイローオーストラリアで逆張りを狙うときには以下の3点に注意して取引しましょう。
トレンド相場への切り替わり
逆張りはレンジ相場でレジスタンスラインやサポートラインでの反転を狙う取引手法です。
レンジ相場が続いていれば、ハイローオーストラリアで取引に成功できる可能性が高いでしょう。
ただ、レンジ相場がブレイクしてトレンド相場に切り替わるときもあります。
トレンド相場に切り替わるときには、レジスタンスラインやサポートラインで反発が起こりません。
予想が外れてしまって大損するリスクがあります。
特に市場のオープンやクローズの前後で取引動向が変わるときや、経済指標の発表があったときなどにはトレンドが発生する可能性があるので注意しましょう。
長期トレンドに弱い
逆張りは長期トレンドが発生すると使いづらくなります。
逆張りはレンジ相場のときには頻繁にエントリー機会があって、成功しやすいタイミングを狙って取引できるのがメリットです。
トレンド相場でも戻り売りや押し目買いを狙えますが、強いトレンドが発生していると逆張りをするタイミングを見極めることが難しくなります。
長期トレンドのときには逆張りではエントリー機会を見つけられずに苦労する場合があるため、トレンド相場にも対応できるようにスキルを磨くことが大切です。
ノイズやダマシ
レンジ相場の逆張りではノイズやダマシによって予想が外れるリスクがあるので注意しましょう。
理想的なレンジ相場ではレンジボックスの中で相場が動きます。
サポートラインで相場が上がり始め、レジスタンスラインで相場が下がるのが理想形です。
しかし、実際には理想的なレンジ相場が長続きすることはほとんどありません。
例①
レンジボックスのレジスタンスラインに相場が触れた後、反発せずに上昇する場合があります。
レジスタンスラインで反発が起きると考えて逆張りしていたら、予想が外れてしまいます。
例②
レジスタンスラインを超えるとレンジ相場が終わってトレンド相場が発生すると予想するのが一般的です。
しかし、ノイズが発生しただけで瞬く間にレンジボックス内にレートが戻ってくる場合もあります。
インジケーターで分析しているときには転換点になるサインが出たのに、反発せずにトレンド相場になるといったダマシも発生することがあります。
このようなノイズやダマシに振り回されると逆張りが不安になるでしょう。
ノイズやダマシによって予想が外れる事態があり得ることを念頭に置いて取引することが大切です。
順張りと逆張りをうまく使い分けよう
ハイローオーストラリアでは逆張りだけでなく、順張りも使って臨機応変に対応しましょう。
順張りとは相場の動いている方向に沿ってエントリーする方法です。
トレンド相場では順張りをすると予想が当たりやすいのはイメージできるでしょう。
トレンド相場は方向性がわかりやすいので、初心者でも自信を持って順張りでエントリーできます。
トレンド相場では順張り、レンジ相場では逆張りを基本にして取引するのがおすすめです。
トレンド相場でも転換点が発生することがあるので、レンジ相場になる可能性もあると考えて相場を分析するとリスクを回避できます。
順張りでも逆張りでも複数の根拠を探してエントリーするように心がけると、バイナリーオプションを攻略しやすくなります。
まとめ
ハイローオーストラリアの逆張りはエントリー機会を増やして稼げるチャンスを広げられるメリットがある手法です。
レンジ相場の攻略の常套手段なので、基本を身に付けて使いこなしましょう。
レンジ相場は逆張りをして、トレンドが発生したら順張りをするといった使い分けをするとさらに稼げるタイミングが多くなります。
順張りに比べると逆張りはテクニックが必要なので、まずは順張りで勝てるようになってから、逆張りのマスターを目指すのもおすすめです。
逆張りもタイミングを見極める方法を身に付ければ誰でも勝てる方法なので、積極的に使ってノウハウを習得しましょう。