バイナリーオプションでエントリーポイントを見極める手法として逆張りがあります。逆張りは順張りに比べて難しそうだという印象を持っている人もいるでしょう。
FXや株式取引では順張りよりも逆張りが狙い目だという話がよく上がっていますが、ハイローオーストラリアでバイナリーオプション取引をする場合にはどうなのでしょうか。
逆張りが仮に難しかったとしても、覚えられればもっと予想が当たるようになるのなら頑張ってみたいと考えるのはもっともなことです。
この記事では逆張りの手法について基本的なところから解説します。
逆張りの狙い方の基本的なコツや失敗しないためのポイントも紹介するので、自分なりのトレードスタイルに組み込んでみましょう。
逆張りの手法と転換点
逆張りとはトレンドとは逆の方向に値動きが起こると予想する方法です。
上昇トレンドがあるときには直感的にはそのまま為替レートが上がり続けるので、ハイロー取引ならHighで予想するのが順当でしょう。これが順張りの基本的なエントリーの仕方ですが、実際にはずっと上昇トレンドがあったのに途端に為替レートが下がることがあります。
つまり、上昇トレンドが何かの理由で下降トレンドに転換してしまうタイミングを狙うのが逆張りです。

逆張りを成功させるためには転換点がいつ登場するかを見極める必要があります。
以上が一般的なFXの逆張り手法でよく行われている解説です。
FXではこのような上昇トレンドから下降トレンド、あるいは下降トレンドから上昇トレンドへの大きな転換点を見極めて多くの収益を得られるようにするのが重視されています。
しかし、ハイローオーストラリアのハイロー取引の場合には、取引開始時刻のレートに比べて判定時刻のレートが少しでも高いか低いかが予想できれば十分です。1銭だけ高い場合でも10円も高い場合でも結果は同じです。
特にハイローオーストラリアなら取引時間を幅広く選べるため、レンジ相場を狙った逆張りの手法も有効と言われています。
レンジ相場ではサポートラインとレジスタンスラインに挟まれた領域で相場が上下動を繰り返しているのが一般的です。その周期もある程度は一定になっていることが多く、価格が上がったり下がったりする様子を予測しやすい傾向があります。
そのため、レンジ相場の中で価格が上昇から下降へ切り替わるタイミングを狙ってエントリーすることで逆張りを成功させる戦略を取れるのです。
このような上下動はトレンドが発生しているときにはランダムに近い周期になる場合が多く、いくらで折り返してくるかも予想するのが困難になりがちです。
そのため、レンジ相場のときに適切な取引時間を選んでエントリーするという手法の方が予測は当たりやすいと考えられます。
逆張りの狙い方のコツ
逆張りの基本的な考え方がわかってみるとそれほど難しくはないと思い始めた人もいるでしょう。
ここで逆張りを成功させるための狙い方について基本的なコツを紹介します。
バイナリーオプション取引で重要なのはレンジ相場を狙うだけでなく、ライントレードとインジケーターの活用をすることです。この二つの観点からエントリーポイントの判断の仕方の基礎を身につけましょう。
レンジ相場でライントレードをする
レンジ相場でライントレードをすればおよそエントリーポイントの目星を付けることができます。
ライントレードとは取引判断をするときに、チャート上に代表的なラインを引いて分析する取引手法です。
ライントレードではトレンドライン、チャネルライン、レジスタンスライン、サポートラインが一般的に用いられます。この中でレンジ相場のときに活躍するのがレジスタンスラインとサポートラインです。
レジスタンスラインもサポートラインも横軸に対して平行な水平ラインで、レジスタンスラインは上値抵抗線、サポートラインは下値支持線とも呼ばれています。

レジスタンスラインはこれ以上為替レートが上がることはないと想定されるラインで、レンジ相場のときの極大値を通るラインを引きます。
逆にサポートラインはこれ以下には為替レートが下がらないと考えられるラインです。レジスタンスラインとは逆に極小値を通るラインがサポートラインになります。
この二本の線に挟まれたレンジから為替レートが外れていくことはなく、レジスタンスラインやサポートラインに近づいたら反発が起こると予想されます。
そのため、もう少しでどちらかのラインに触れるというタイミングを狙って逆張りでエントリーすると予想が当たりやすいのです。
もしこのレンジから抜け出した場合にはトレンドが発生する場合が多いので注意が必要です。いつ抜け出してしまいそうかも見極めなければ失敗するリスクがあるのです。
レンジ相場でオシレーター系インジケーターを活用する
レンジ相場で本当にレジスタンスラインやサポートラインのところで反発が起こるかどうかが不安になるでしょう。
反発が起こるには通貨が買われている状況から売られる方向に変わるか、逆に売られている状況から買われるように変化しなければなりません。
その分析に役に立つのがオシレーター系のインジケーターです。テクニカル分析に用いられているインジケーターはトレンド系とオシレーター系の二種類に分けられるものがほとんどです。
トレンド系はその名の通り、トレンドについての特徴を把握するのに用いるのが主な目的のインジケーターとなっています。レンジ相場での逆張りでは上下動の激しさや反発の強さなどを見極めるのに有効なオシレーター系インジケーターが役に立ちます。
オシレーター系インジケーターの中でも逆張りの指標として最もよく用いられているのがRSIです。RSIとはRelative Strength Indexの略で、日本語では相対力指数と言います。
平たく言えば通貨が買われ過ぎ、売られ過ぎという状況を相対的に判断するためのインジケーターです。

「売り」と「買い」の均衡が取れている状況が50%なのに対して、50%を超えると「売り」が優先し、50%未満では「買い」が優勢になっていると判断できます。100%、0%に近づくほどその傾向が相対的に強いことがわかります。
一般的には70%以上で買われ過ぎ、30%以下で売られ過ぎと判断しますが、人によっては80%以上、20%以下を基準にしているので自分なりの線引きをすることが重要です。
RSIから判断して買われ過ぎなら反発が起きて値下がりすると予想できます。つまり、Lowでエントリーすると良いタイミングです。
それに対して売られ過ぎのときには反発を起こして値上がりするのでHighでエントリーすると良いと考えられます。
https://www.andscene.jp/what-are-rsi-and-rvi.html他にもオシレーター系インジケーターには色々なものがあり、例えばストキャスティクスでも買われ過ぎか売られ過ぎかを判定可能です。
一つのインジケーターにこだわらずに複数を組み合わせた方がより正確な予想を立てられるようになるでしょう。
逆張りの狙い目の時間帯
逆張りを中心にしてハイローオーストラリアでバイナリーオプション取引をしていきたいときには、時間帯についても気にしましょう。取引の時間帯によって逆張りのエントリーポイントを見つけやすいかどうかが異なるからです。
基本的には一本筋の上昇トレンドや下降トレンドが発生しやすい時間帯は逆張りには向いていません。取引量が多いと相場が安定しやすいため、取引量が少ない時間帯を選ぶ必要があります。
すると、夜中に取引をすれば皆が寝ているから良いのではないかと思う人もいるでしょう。
しかし、為替取引は世界中で行われているので、日本の夜には地球の裏側のアメリカやブラジルなどの国々が活発に取引をしています。重要なのは日本という狭い視野で考えずに、各国の市場がいつ開いていて、それに合わせて企業やトレーダーがどのように取引しているかを把握することです。
世界3大市場の取引時間(日本時間)
取引開始時間 | 取引終了時間 | |
東京市場 | 9時 | 17時 |
ロンドン市場 | 冬時間:17時 夏時間:16時 | 冬時間:2時 夏時間:1時 |
ニューヨーク市場 | 冬時間:22時 夏時間:21時 | 冬時間:10時 夏時間:9時 |
取引開始時間 | |
---|---|
東京市場 | 9時 |
ロンドン市場 | 冬時間:17時 夏時間:16時 |
ニューヨーク市場 | 冬時間:22時 夏時間:21時 |
取引終了時間 | |
東京市場 | 17時 |
ロンドン市場 | 冬時間:2時 夏時間:1時 |
ニューヨーク市場 | 冬時間:10時 夏時間:9時 |
基本的にアメリカとヨーロッパの市場が動いているときには世界的に取引が活発です。そのため、ロンドン市場が開く少し前から、ニューヨーク市場が閉じる前までは取引量が多いので逆張りにはあまり向きません。
また、東京市場が開く直前直後も外貨の売買が活発に行われる傾向があって相場も乱れやすいのが特徴です。そのため、目安としては11時~16時が逆張りに適しています。
また、ニューヨーク市場が閉じる前も取引量が減る場合があるので朝の5時~6時もエントリーポイントを探してみる価値があります。
実際にはこのような時間帯に経済指標の発表があるかを確認しておくことも重要です。経済指標の発表があるとレンジ相場から突然トレンドが発生する場合がよくあります。
想定外の値動きが起こるリスクがあることを念頭に置いて、バイナリーオプション取引を始める前にその日~翌日にかけての経済指標の発表を確認しておきましょう。その前後は相場が乱れるので別の戦略を練る必要があります。
逆張りでは「だまし」に注意
実際に逆張りをしてみるとなかなかうまくいかなくて苦労することがよくあります。
逆張りが難しいと言われるのは「だまし」の発生が目立つからです。「だまし」とは一般的に逆張りでのエントリーに適しているチャートの様子があったときに、トレンドが転換しなかったり、ラインブレイクを起こしてレンジ相場からトレンド相場に切り替わってしまったりすることを指します。
要因①
バイナリーオプション攻略法と銘打って、テクニカル分析の結果がこうなったら逆張りするとバイナリーオプションでの勝率が100%といった宣伝をしていることがあります。その逆張りのパターンに沿ってエントリーしたら「だまし」に遭ってしまって外れる場合があるのです。
ラインやインジケーターによるテクニカル分析によって法則を見出し、次に起こる値動きを予測する方法はあくまで傾向を見出すものです。そのため、100%予想通りになることはまずあり得ません。
◆勝率○○%確実
◆ハイローオーストラリア必勝法
◆完全攻略
などと謳っているものは往々にして怪しいです。
もし実践するにしてもデモ取引で十分に調べてからにしましょう。
要因②
ただ、分析が甘くて騙されるというパターンもあります。典型的なのはテクニカル分析しかしていなくて、ファンダメンタルズ分析をしていなかったというケースです。
先ほど紹介した経済指標の発表が代表的なもので、テクニカル分析の結果を「だまし」に変えてしまう要因になります。世界の政治や経済の動向はよく見ておく必要があるのです。
要因③
また、インジケーターを見ているだけでも「だまし」に遭うことがあります。
RSIが80%になっているから買われ過ぎだと判断し、売りに流れると見てLowでエントリーするのが定石と言われています。しかし、その買われ過ぎの動きは上昇トレンドが発生したのを示していたというケースもあるのです。
このようなリスク回避をするためには多角的な分析が必要です。
順張りでトレードをする人の場合にはラインブレイクのパターンを解析して、ブレイクしたタイミングでエントリーします。この方法がわかっていればラインブレイクのパターンではないときにはレンジ相場が続くと考えて無難にエントリーできるでしょう。
逆にラインブレイクのパターンになっていたらたとえRSIが80%だったとしてもエントリーを控えるか、順張りに切り替えることができます。このように「だまし」対策は逆のパターンの予想をするときの基本を押さえておくのが大切です。
要因④
また、インジケーターは複数併用して全て一貫しているかを確認しましょう。オシレーター系のインジケーターはほとんどが買われ過ぎか売られ過ぎかを判定するのに使えます。
しかし、計算に用いられている指標や統計的な処理の仕方は異なります。その全ての結果が同様に買われ過ぎだと示しているなら結果の信用度が高いでしょう。
そして、トレンド系のインジケーターを使って、本当にレンジ相場なのかを見極めるのが大切です。移動平均線や一目均衡表を使うとトレンド相場に入っているかどうかは比較的よくわかります。
簡単だからといってRSIなどのわかりやすいオシレーター系のインジケーターを使っていると相場の転換を見誤ります。総合的な判断をする習慣をつけることで「だまし」による失敗リスクを低減させられるのです。
まとめ
バイナリーオプションではトレンドの転換点だけでなく、レンジ相場のときにも逆張りを使うエントリーポイントを見つけやすいのが特徴です。
レンジ相場では順張りが難しいので、両刀使いになるとエントリーポイントをたくさん見つけられるようになるでしょう。
逆張りではライントレードが基本になり、オシレーター系のインジケーターを使ってエントリー判断をするのが一般的です。ただし、「だまし」による失敗がよく起こっているのでオシレーター系のインジケーターだけに頼らないようにしましょう。
政治経済の動きにも目を向け、トレンド系のインジケーターを使って相場のトレンドが生まれていないかを確認する習慣を付けるのが大切です。逆張りは東京市場の開いている日中に取引できるのが特徴です。
主婦や学生にも取引しやすい時間帯なので、逆張り手法を覚えてハイローオーストラリアの攻略に挑戦してみましょう。

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