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エリオット波動はハイローオーストラリア(Highlow.com)でも使える考え方なの?

ハイローオーストラリア(Highlow.com)で取引をするときにはチャートを見てどのように価格が動いていくのかを予想するのが基本です。バイナリーオプションでは価格が上がるか、下がるかを正しく予想できることが必要だからです。

株式取引や為替取引ではバイナリーオプションによる投資が始まる遥か昔からいかにして価格の動きを予想するかが大きな課題とされ、様々な角度から研究が行われてきました。

こんなオレ

テクニカル分析はチャートに基づいて価格の動きを読む目的で発展を遂げてきた分析手法です!

その大本になっている相場理論の一つとしてエリオット波動理論は世界的によく知られています。エリオット波動はラルフ・ネルソン・エリオットが生み出したもので、市場相場の動きを見るのに有用な理論として認識されています。

ハイローオーストラリアでもエリオット波動を使うと良いのでしょうか。この記事ではエリオット波動の理論と原則を紹介した上で、ハイローオーストラリアでの応用の可能性を説明します。

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エリオット波動理論とは

エリオット波動理論とは相場の周期性に関する理論で、フラクタルの考え方が通用する美しさを持っていることも知られています。市場で価格が推移するときには単調に上昇したり加工したりするのではなく、いくつかの波が組み合わさっているのが一般的です。

フラクタルとは?

形の適宜な一部を取ってもそれが全体と似ている成り立ちをしていること。自己相似的。
▷ 海岸線や雲の形にこの性質が見られる。

上昇トレンドの相場であっても価格が上がったときには一時的に下降する局面があり、また上昇をして全体的には価格が高い水準に向かっていきます。そして、上昇トレンドは延々と継続するわけではなく、次には下降トレンドが発生するでしょう。

その下降トレンドも単調減少するのではなく、一時的に上がったり下がったりを繰り返していきます。このような価格の波に着目して生み出されたのがエリオット波動理論です

エリオット波動理論では一つの大きな波が、5つの上昇波と3つの下降波によって経営されていると考えるのが特徴です。

この合計8つの波をエリオット波動と呼び、上昇波を推進波、下降波を修正波と言います。推進波は最初から順番に1波、2波、3波、4波、5波、修正波は順番にa波、b波、c波と呼ぶのが一般的です。

エリオット波動
エリオット波動

エリオット波動理論はこの8つの波が組み合わさることによって相場ができていると考えています。そして、これからの価格の動きを予想するためには、エリオット波動のどこに価格が位置しているかを考察すれば良いというのが基本概念です

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エリオット波動を見れるようにするために”ジグザグ”を表示する必要があります!以下の記事から確認してください。

ジグザグって何?使い方を考えてハイローオーストラリア(Highlow.com)で生かそうジグザグは代表的な高値と低値を自動的に選んで線分で結んでくれる補助的なインジケーターです。相場の動きを形として見やすいのがメリットなので、ハイローオーストラリアで使う際にはチャートの形からパターン認識をしてエントリーポイントを探すのに活用しましょう。ハイローオーストラリアでジグザグを使うとスムーズに取引できます。...

エリオット波動の理論

エリオット波動理論によって価格の動きを予想するためには、エリオット波動を構成する全ての波について詳しく理解する必要があります。

まずはそれぞれの波が相場におけるどのような位置を占めているのかを見ていきましょう。エリオット波動は全体としては上昇トレンドが発生した後、下降トレンドが起こる間の価格の推移を示しています。この点を念頭に置いて推進波から修正波への流れを解説します。

1波

1波

エリオット波動のスタートを切る1波は上昇トレンドが発生するきっかけになるタイミングの推進波です。それまでは下降トレンドの相場だった場合もあれば、レンジ相場で膠着状態になっていた場合もあります。

しかし、何かのきっかけがあって若干名の投資家が買おうという意思を持ち、まとまった買い注文が出たときに1波が形成されます。

この段階ではまだほとんどの投資家がトレンドが発生するとは思っていません。敏感な投資家が気付いた程度で様子見をしていることから、大きな価格の上昇が起こることはありません。

2波

2波

1波が形成されると、1波の発生前と比較して価格が高くなります。割高の状況になったのを見た投資家の動きによって生み出されている価格の一時的な低下が2波です

1波が発生する時点かそれ以前に買っていた投資家が、この時点で利益確定のために売ったのが2波の形成を促す主な原因です。

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利益確定の影響力は大きく、1波の開始した価格くらいまで下がることもあります!

3波

3波

1波と2波によって形成された山を見た投資家が動き出したときに発生するのが3波です

1波以前に比べると大きな価格の上昇と戻りが見られたため、相場に変化が生じていると認識する投資家が多くなります。

3波はトレンドが発生したとはっきりわかるくらいに大きな上昇を起こすのが一般的です。

エリオット波動の8つの波の中で最も大きな波になるのが特徴で、1波よりも小さいことはありません。逆に1波の方が大きかったとしたら、今の状況は3波ではないと考える必要があります。

3波は1波と2波の山に気付いた投資家が買い注文を出して価格が上がり始めたのを見て、ここがトレンドの発生点だと考えた投資家が買い注文をしているタイミングです。

価格が上がれば上がるほど上昇トレンドが続くという期待が生まれ、様子を見ていた投資家も買うようになります。結果として売り注文が若干あったとしても簡単には上昇の伸びが止まりません。

4波

4波

4波は3波によって急騰を起こした結果として利益確定する段階になった投資家の売り注文が殺到したことによって生じます

1波の段階や3波の初期に買った投資家にとってはもう十分に価格が上がったと言える場合が多いでしょう。ここから転換が起こって下降トレンドになってしまう前に利益確定をしようという動きが強まります。

3波の発生に伴う買い注文が続いている最中での売り注文なので、4波は決して大きなものではありません。下げ幅はかなり小さく、1波のピークトップを下回ることはないのが特徴です。

もし4波が1波のピークトップよりも下がったら、エリオット波動の4波ではなかったと考えます。

5波

5波

5波は4波によって価格が下がったところを狙い、上昇トレンドが続いて値上がりしたら売ろうと考えた投資家によって引き起こされます

5波の特徴は3波よりも売り傾向が強まりやすいことです。これからまだ大きく価格が上がると期待して買い注文を出している投資家も多いですが、3波で買った投資家はこの段階で利益確定をするので売り注文が増えやすいのです。

そのため、3波に比べると5波は価格があまり伸びずに滞るのが一般的です。1波よりは上昇し、3波よりは上昇しないと考えると適切でしょう。期間的にも短くて、あっという間にピークトップに達してしまうことも少なくありません。

a波

a波

5波が形成された後は修正波のa波が発生します

a波はエリオット波動の下降トレンドのスタートとなる波です。ここまでに買い注文を出してきた投資家が一気に利益確定をしていきます。それと同時に下降トレンドの発生を予想して逆張りトレードをする投資家も売り注文を出します。

その勢いによって短い時間で急激な価格の低下が起こるのが一般的です。

b波

b波

修正波のb波はa波による急激な下落を受けて発生する買い注文によって生み出されます

a波が上昇トレンドの戻りによって生じたものだと考えた投資家による買い注文もありますが、a波の発生時点で売り注文を出して逆張りを選んだ投資家が利益確定をしている影響も受けます。

これによって価格が上がったものの、下降トレンドが発生したと考えた投資家による利益確定の売り注文が拮抗するため、わずかな上昇で終わってしまうことが多いのがb波の特徴です。

c波

c波

b波がピークトップに至って折り返したらc波になります

b波のピークトップがa波の起点と同じか、それよりも低くなったらエリオット波動が完成します。

この時点で上昇トレンドの終了が明確になり、c波による下降トレンドの波が形成されます。

a波やb波の時点ではまだ上昇トレンドではないかと思っていた投資家もc波ができた時点でトレンドが転換したと理解します。そのため、大勢の投資家による利益確定や損切りが相次ぐのがc波です。

さらに売り注文を出して買い戻そうとする投資家も増えることから、a波よりも大きな価格の下落が起こります。

エリオット波動の三大原則

エリオット波動の三大原則

ハイローオーストラリアでエリオット波動を使える可能性を考える上では理論的な部分も押さえる必要があります。

エリオット波動は価格が上昇して再び下降する周期的な動きを8つの波によって予測できるのが特徴の理論です。

ただ、実際にチャートを見てみるとエリオット波動になっていないケースも多々あります。エリオット波動理論を使う上で重要なのは、エリオット波動が形成されている相場だと確認し、その中でどの波にいるのかを見極めることです。

ここではエリオット波動の形成を確認する上で満たすべき三大原則を解説します。

3波は最も短い推進波にはならない

3波のところでも解説した通り、3波は上昇トレンドの最も大きなステップです。

推進波の中で最も長いのが3波というのが一般的で、少なくとも1波や5波よりも3波が短いことはありません

この原則が満たされていないときにはエリオット波動になっていないか、波の番号付けが誤っています。

2波は1波の始点よりも小さくならない

エリオット波動の開始点に相当する1波の始点、つまり安値よりも2波が安値を付けたら上昇トレンドが発生していません

安値が更新されていくなら下降トレンドになり、一時的な揺らぎであればレンジ相場でしょう。そのため、1波と思っていたのは上昇トレンドの開始点ではなく、エリオット波動が始まった場所だと考えることはできません。

4波は1波のピークトップより下がらない

4波による値下がりは3波の勢いを相殺するほどに強いものですが、3波の余波が強いので3波の大半を占めてしまうほどに下がることはないというのが原則です

1波の終点、つまり高値よりも4波が下回ったようであれば5波の立ち上がりがあまり大きくならないと考えられます。この時点でエリオット波動ではなかったと解釈します。

エリオット波動はハイローオーストラリアでこう使おう!

エリオット波動はハイローオーストラリアでこう使おう!

エリオット波動は次の波がどのようにして発生するかを予測できるのが特徴です。ハイローオーストラリで応用するにはコツがあります。

エリオット波動が形成されているときには、全体の値動きの形状を把握できるのがメリットです。しかし、次の波に切り替わるポイントを予測できるわけではないので、エントリーするタイミングを決めるのにはあまり向いていません。

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ただ、このタイミングならきっと予想が当たりやすいというタイミングを見極めることはできます!

エリオット波動が発生したときには上昇5波に続いて下降3波が起こります。そして、エリオット波動が確定するには4波が形成されて1波のピークトップよりも高い位置で5波が発生することが必要です。

つまり、発生する波を予測してエントリーできるのは5波の発生以降なのです

5波は明確な価格の上昇をもたらすのが常です。そのため、4波が完成したタイミングを狙ってハイエントリーをすれば高い確率で予想が当たるでしょう。

4波の完成を見極めるにはボラティリティが一時的に小さくなった後、再び大きくなろうとしているのを見るのがわかりやすい指標です。標準偏差(Standard Diviation)を使い、小さくなってきていた標準偏差が大きくなり始めた後、ローソク足が陽線になったところがハイエントリーのポイントです。

4波の完成:標準偏差を使ったエントリーポイント
4波の完成:標準偏差を使ったエントリーポイント

このタイミングは次にabc波が続く修正波に移るところなので、トレンドの転換点を狙った逆張りができるときでもあります。5波が上に伸びていき、3波のトップを超えた辺りで逆張りを狙うのも良い方法です。

5波でのハイエントリーポイント
5波でのハイエントリーポイント

ただ、この時点ではどこまで価格が伸びていくかはわかりません。そのため、トレンドの転換がわかるインジケーターを使ってタイミングを見計らいましょう。

おすすめなのはMACDで、MACDラインとシグナルラインのデッドクロスが見られたら値動きが下向きに切り替わることが示唆されています。そのタイミングでローエントリーをすれば値動きがちょうど転換して予想が当たる可能性が高いでしょう。

MACDを使った5波でのハイエントリー
MACDを使った5波でのハイエントリー
MACDがあればハイローオーストラリア(Highlow.com)の取引が有利になる!逆張りも順張りもできる!MACDをトレードに取り入れようFXや株式投資でよく用いられるMACDはバイナリーオプションでも汎用性が高く有用です。順張りにも逆張りにも使えるので、バイナリーオプションの成功率を上げたい人にとって魅力的なインジケーターです。エントリーのときにはMACDを使用し予想の確度を高め、ハイローオーストラリア(Highlow.com)の勝率をあげましょう。...

このようにエリオット波動の形成を確認できれば二度のエントリーチャンスがあります。

順張りが得意なら4波が完成するポイントを、逆張りが得意なら5波が完成するポイントを狙ってトレードしましょう。

ハイローオーストラリアのハイロー取引はエリオット波動を使いやすい特徴があります。理論的に正しい取引をすればきっと今まで以上に稼げるようになります。

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まとめ

ハイローオーストラリアではエリオット波動理論を理解していると有利だとわかったでしょうか。

エリオット波動理論は相場には周期的に8つの波から成るエリオット波動が形成されるという考え方に基づく相場理論です。理想的な形でエリオット波動が発生しているときには続く波が発生しやすいことから、相場の流れを読み解くのに役に立ちます。

ここでは詳しく紹介しませんでしたが、フラクタルの考え方が通用するので、実はもっと深入りすると価格の動きをさらに読めるようになります。

ダウ理論との関連性も考察してみるとさらにトレードの幅が広がります

ダウ理論はハイローオーストラリア(Highlow.com)攻略に使えるって本当?ハイローオーストラリア(Highlow.com)で勝率を上げるには、相場をいかに正確に予想できるかが極めて重要になってきます。様々な要因で動く相場を完璧に読むことは不可能ですが、相場理論を理解すれば予想を高めることは可能です。相場理論の1つとして有名なものにダウ理論があります。ダウ理論でハイローオーストラリアを攻略できるか解説します。...

ハイローオーストラリアでの直接的な使い方はここで解説した通りです。自分のトレードスタイルに合わせて活用していきましょう。

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ごくごく一般的なサラリーマン。やる気がなさすぎて一時期ニートになる始末。それでも一応就職し、ハイローオーストラリアと出会う。コツコツやっていくうちに1000万円稼ぐことに成功。目指すは早期退職し、お金に困らないニートになる。このサイトでは自分が培ったバイナリーオプション情報をお届けします。参考になれば幸いです。