バイナリーオプションではインジケーターを使って予測を立てながら取引をするのが合理的と言われています。ハイローオーストラリア(Highlow.com)でも取引の際にはインジケーターを使うトレーダーが多いですが、どのインジケーターを使ったら良いかで迷っている人も多いのではないでしょうか。
インジケーターには何十種類もあるので選べなくて当然です!
中級者以上になると経験からどのインジケーターが良いかを考えられますが、初心者のうちはまだインジケーターの知識も少ないでしょう。使いやすいインジケーターを見つけて、どういうものなのかを学びたい、使い方を知りたいという段階では自分で選び出せなくても仕方ありません。
ここではバイナリーオプション取引をこれから始めようというくらいの初心者のために、おすすめのインジケーターランキングをお届けします。
インジケーターの見やすさ、使いやすさ、信頼性、応用性という4つの観点から評価した7つのインジケーターを紹介するので、ぜひ参考にして下さい。
特にこの記事ではハイローオーストラリアで取引をする際に覚えておくと役に立つインジケーターを選びました。ハイローオーストラリアのサービスとの関連性も紹介しているので、どのような着眼点でインジケーターを使うと良いかも考えてみて下さい。
目次
ハイローオーストラリアでおすすめのインジケーターランキング
![ハイローオーストラリアでおすすめのインジケーターランキング](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/19233654/Ranking1.jpg)
バイナリーオプションで初心者におすすめのインジケーターは以下のような順位になりました。
1位:移動平均線
2位:RSI
3位:MACD
4位:ACオシレーター
5位:フィボナッチリトレースメント
6位:ADX
7位:ボリンジャーバンド
聞いたことがないインジケーターばかりだという人もいるでしょう。ここではそれぞれのインジケーターについて概要と特徴を簡単に紹介します。
なお、見やすさ、使いやすさ、信頼性、応用性の4つの観点については以下のような評価軸になっています。それぞれの角度からどのくらい優れているのかも見てみて下さい。
✓見やすさ:チャートに表示したときに紛らわしくなくて直感的にわかりやすいこと
✓使いやすさ:エントリー条件を決めて取引に生かしやすいこと
✓信頼性:分析の条件を決めたときに想定外のことが起こりにくいこと
✓応用性:特性を生かすことによって様々な分析を行える可能性を秘めていること
1位:移動平均線
![移動平均線](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/21195333/Moving-average2.jpg)
見やすさ:☆☆☆☆
使いやすさ:☆☆☆☆☆
信頼性:☆☆☆☆
応用性:☆☆☆☆☆
移動平均線は他のインジケーターにも応用されていますが、単独でも十分に使えるインジケーターです。
一定期間の終値の平均値を計算したもので、価格の動き方の特徴を視覚的に表現されています。
短期と長期の移動平均線を使うと応用性が高くなり、さらに中期の移動平均線も足すと様々な解析が可能になります。本数が増えると見にくくなりますが、2本か3本なら比較的見やすくて解析も容易です。
短期と長期の移動平均線が交差するタイミングはゴールデンクロス、デッドクロスと呼ばれていて、これから価格が上がる、下がるという状況をそれぞれ示しています。
![ゴールデンクロス、デッドクロス](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/20232238/Golden-cross-Dead-cross.jpg)
使い勝手が良いだけでなく、信頼性も比較的高いことからおすすめのインジケーターです。ハイローオーストラリアで取引をするなら移動平均線は使えるようになった方が良いでしょう。
![](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2020/12/22151553/icatch-14-320x180.jpg)
2位:RSI
![RSI](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/21200016/RSI11.jpg)
見やすさ:☆☆☆☆☆
使いやすさ:☆☆☆☆☆
信頼性:☆☆☆
応用性:☆☆☆☆
RSIはレンジ相場の逆張りで利用している人が多く、世界的に人気が高いインジケーターです。RSIが優れているのは見やすさ、使いやすさで、初心者でもすぐに慣れることができます。
値上がりと値下がりの合計幅に対してどのくらい値上がりしたかを集計したインジケーターで、値上がり傾向が強いとRSIが100%に近付き、値下がり傾向が強いと0%に向かいます。
たった一本の線で示されていて、パーセンテージを見るだけで良いから簡単なのです。
RSIは高いときには価格が下がる方向に動く、低いときには価格が上がる方向に動くと予測するのに使います。価格の動きが反転するタイミングを見計らってエントリーするのが逆張りで、RSIを指標にするとおよその時期を予測可能です。
何パーセントがボーダーラインになるかは色々な意見がありますが、75%以上や80%以上くらいで価格が下がる方向に転換し、25%以下や20%以下くらいで価格が上がり始めるというのが一般的な考えです。
![価格の動きが反転するタイミング](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/22003549/RSI1.jpg)
しかし、根拠としては十分で使い勝手が良いことからハイローオーストラリアでも使うべきインジケーターの一つでしょう。
![](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2020/12/27115330/highlow-icach-rsirvi-320x180.jpg)
3位:MACD
![MACD](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/21201558/MACD.jpg)
見やすさ:☆☆☆
使いやすさ:☆☆☆☆
信頼性:☆☆☆☆
応用性:☆☆☆☆☆
MACDは2本のラインとヒストグラムによって構成されているので、慣れないとやや見づらいインジケーターです。
指数平滑移動平均線のラインとその相対関係を差で表したヒストグラムで構成されていて、ライン同士の関係からも値動きを予測できるのが特徴です。
初心者でも比較的応用しやすいことからMACDはインジケーターの中でもよく着目されています。
ゴールデンクロスやデッドクロスを使ってエントリーのタイミングを見ることができるのはMACDの使いやすい点です。典型的なのは2本のラインであるMACDラインとシグナルラインのゴールデンクロスが値上がり、デッドクロスが値下がりを示すというサインです。
![ゴールデンクロス・デッドクロス](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/21203604/MACD1.jpg)
移動平均線と組み合わせるとさらに予想しやすくなり、的確なポイントでエントリーできるようになります。
使い道がたくさんあるので慣れるまではMACDは使いづらいという印象を持ちがちです。しかし、ヒストグラムまでうまく使いこなせるようになると汎用性が高いインジケーターになります。色々な相場に対応できるようになるので、16種類の通貨ペアを使えるハイローオーストラリアではぜひ習得しておきたいインジケーターです。
![](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/06/28201504/%E3%80%90MACD%E3%80%91-320x180.jpg)
4位:ACオシレーター
![ACオシレーター](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/21195001/ACoscillator1-1.jpg)
見やすさ:☆☆☆☆
使いやすさ:☆☆☆
信頼性:☆☆☆☆
応用性:☆☆☆☆☆
値動きの加速度的な駆動力を見るためのインジケーターで、これからどちらに動く力が強まるかを視覚化できるのが特徴です。
加速度のイメージがある人には使いやすいインジケーターでしょう。
赤と緑のヒストグラムで表示するのが特徴で、見た目で値上がり、値上がりに向かう力が強まっているかどうかをすぐに判断できます。ヒストグラムの上向き下向き、赤緑の色の意味を覚えてしまえば見やすくて使いやすいでしょう。
見慣れてしまえば見やすさは五つ星です!
ACオシレーターは三本連続で同じ方向に加速するシグナルが出たら大きな値動きが起こりやすいと予測するのが一般的です。
![三本連続で同じ方向に加速するシグナル](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/21134601/ACoscillator1.jpg)
急騰や急落のタイミングを見極められるので応用性があります。ハイローオーストラリアではターボ取引の中でも短い30秒取引や1分取引で使ったり、スプレッド取引で活用したりするのが主流です。ペイアウト率が高い取引方法を選べるので、稼ぎたいなら慣れておくべきインジケーターでしょう。
![](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2020/12/07102215/highlow-icach-ac-oscilator-320x180.jpg)
5位:フィボナッチリトレースメント
![フィボナッチリトレースメント](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/21200238/Fibonacci-retracement.jpg)
見やすさ:☆☆☆☆☆
使いやすさ:☆☆☆☆☆
信頼性:☆☆☆
応用性:☆☆☆
神秘の比率である黄金比に関連するフィボナッチ数列から導き出されたラインで、このライン上では投資家が売買の判断をすることが多いと知られています。
押し目買いや戻り売りのタイミングはフィボナッチリトレースメント上に乗ることが多いことで有名です。また、取引量が多い時間帯のレンジ相場ではフィボナッチリトレースメントでレジスタンスラインとサポートラインを分割すると、フィボナッチリトレースメント上で反発が起こりやすい傾向もあります。
![フィボナッチリトレースメント上で反発](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/21142827/Repulsion.jpg)
フィボナッチリトレースメントは水平な数本のラインなので見やすく、そのライン上で何かが起こると考えるだけなので使うのも簡単です。
多様な相場を対象にできるハイローオーストラリアのメリットを生かすと、フィボナッチリトレースメントを使って稼ぐこともできるでしょう。
![](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/02/03222808/%E3%80%90%E6%94%BB%E7%95%A5%E3%80%91%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%9C%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%81-320x180.jpg)
6位:ADX
![ADX](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/21200623/ADX1-1.jpg)
見やすさ:☆☆☆☆☆
使いやすさ:☆☆☆☆
信頼性:☆☆☆
応用性:☆☆☆
相場が方向性を持って動いているかどうかを見極めるためのインジケーターです。方向性指標DIから導き出されている指数平滑移動平均線で、トレンドが強いと数字が大きくなり、トレンドが弱いと数字が小さくなります。
25%程度を基準にして、数値が大きければトレンド相場、小さければレンジ相場と判断できるので見やすくてわかりやすいインジケーターでしょう。
トレンドの強弱を見ることしかできないので応用性はあまり高くないですが、トレンド相場かレンジ相場かを見分けて取引に適した相場を見つける一助になります。
![トレンド相場かレンジ相場かを見分ける](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/21154254/ADX%EF%BC%91.jpg)
初心者はトレンド相場を選んだ方が良いとよく言われていますが、中級者以上になるとレンジ相場を好む傾向が生まれます。どちらかを正しく判断できれば最適な戦略を取れるでしょう。ハイローオーストラリアでは相場の候補が広いので、まず一通りADXを見て自分に合っている相場を選び出すのがおすすめです。
![](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/02/17093322/ADX%EF%BC%8BDMI-320x180.jpg)
7位:ボリンジャーバンド
![ボリンジャーバンド](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/21194633/Bollinger-band1.jpg)
見やすさ:☆☆☆
使いやすさ:☆☆☆
信頼性:☆☆☆
応用性:☆☆☆☆☆
移動平均線にボラティリティの指標を付け加えたバンド状のインジケーターです。ボラティリティ(※)の指標として標準偏差を使い、移動平均線の上下に表示してバンドを形成させています。
※ボラティリティは相場の変動率の高さの指標で、ボラティリティが高いほど急な値動きが頻繁に起こっていることを意味します。
ボリンジャーバンドは複雑な構成なので見やすいとは言い難いですが、応用性が高いのが魅力です。バンドウォークやスクイーズ、エクスパンションなどを見て取れるようになると使いやすくなります。
![バンドウォーク・スクイーズ・エクスパンション](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2021/10/22001912/Bollingerband1.jpg)
とっつきにくいインジケーターですが、最終的には役に立つのでランクインしました!
ボラティリティの変化がわかると値動きの予測をしやすいのは事実です。ただ、どちらかというとリスク回避に有効なインジケーターなので、ボリンジャーバンドだけではあまり良い予測はできません。他のインジケーターで取引する前にボリンジャーバンドをチェックするとリスクの低い取引を進められるでしょう。
![](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2023/03/24185122/Bandwalk-eye-catch-320x180.jpg)
まとめ
ハイローオーストラリアで稼ぐにはインジケーターを使いこなせなければならないと言われると、口座開設をためらってしまうのではないでしょうか。確かにインジケーターを使えると予測しやすいので有利になりますが、全てのインジケーターをマスターしようとすると途方もない時間が必要になります。
バイナリーオプション取引をするにはインジケーターを使えなくても問題はありません。
実際にはせいぜい3種類くらいのインジケーターしか使わずに悠々と稼いでいるトレーダーもたくさんいます。
ここで紹介した7つのインジケーターの中から、自分に合っていそうなものを2つか3つくらい実際に使ってみてはいかがでしょうか。初心者におすすめのランキング上位のインジケーターなので、きっとすぐに使いこなせます。
まずは1つで取引を始めてみて、あまり予想が当たらないようならもう1つ増やすというのでも良いでしょう。
インジケーターをどれだけ使うかは人それぞれです。
自分なりに使いやすいものを実践的に選び出していくのがおすすめです。まずはどれか1つを選んで、ハイローオーストラリアで取引を始めてみましょう。
![アバター](https://images-highlow-torihiki.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/2020/10/19153733/cropped-favicon-150x150.png)