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ローソク足のパターン認識でハイローオーストラリア(Highlow.com)を攻略!

ハイローオーストラリア(Highlow.com)を攻略したくても、何から始めたら良いかわからない初心者も多いでしょう。

ランダムにエントリーをしてもバイナリーオプションでは稼げるわけではありません。

チャートを分析して勝てるタイミングでエントリーするのがハイローオーストラリアを攻略する上で基本になります。

ローソク足はチャートの表示方法として最も人気がありますが、ハイローオーストラリアを利用しているときにきちんと活用できているでしょうか。

ローソク足チャート

ローソク足はチャートを分析する上で情報量が多く、視覚的にわかりやすいことから多くの投資家が活用しています。

ローソク足のパターンによってハイローオーストラリアを攻略することも可能です。

パターンだけで取引できるなら簡単だと思う人も多いでしょう。

この記事ではローソク足の基礎から説明し、パターン認識による攻略の仕方も簡単に紹介します。

ローソク足の示すもの

ローソク足はチャート上で何を示しているのかを簡単に理解しておきましょう。

ローソク足

ローソク足は実体と呼ばれる太い柱と、上下に伸びる細いひげから構成されています。

日足のチャートではローソク一つが1日の値動きの結果を示しています。

つまり、チャートの時間足によって実体がどのくらいの時間中の相場の動きを表しているかが変わるので注意しましょう。

実体とひげはその時間中の始値、終値、高値、低値を示しています。

実体の端は始値と終値、上ひげと下ひげはそれぞれ端が高値、低値です。

始値と終値については価格が上がったケースと下がったケースで上下が入れ替わりますが、この違いを陽線と陰線の二種類を使うことで区別して表現します。

ローソク足は二色で塗り分けられていて、陽線の場合には始値よりも終値が高くなった、陰線の場合には始値よりも終値が低くなったことを意味します。

ローソク足のパターン認識~単一編~

ローソク足のパターン認識を生かしてバイナリーオプション取引をしていく際には、ローソク足の単一の意味を理解すると役に立ちます。

典型的なパターンが陽線6種類、陰線6種類、始値と終値が同じだった実体がないケースで6種類あります。

陽線と陰線については上下を逆さにしただけで基本は同じなので、陽線の場合についてどのようなパターンと特徴があるのかを見てみましょう。

大陽線「丸坊主」

実体が長くて上下にひげが延びているときに大陽線と呼びます。

そして、大陽線の中でひげが全くないのが「丸坊主」です。

「丸坊主」のときには相場が上昇する勢いが強いのが特徴で、安値圏で出たときには上昇トレンドが起こることを示唆します。

丸坊主

大陽線「大引坊主」

実体が長くてひげが下側に少し延びているのが「大引坊主」です。

「大引坊主」は「丸坊主」よりも上昇する勢いがある場合がほとんどです。

安値圏で出たときには高い確率で上昇が起こります。

大引坊主

大陽線「寄付坊主」

実体が長くてひげが上側に少し延びているのが「寄付坊主」です。

「寄付坊主」も相場が上がる傾向を示しますが、高値圏で出たときには転換点のこともあります。

安値圏であれば上昇が続くと考えるのが一般的です。

寄付坊主

小陽線「コマ」

陽線が短くて上下にひげが延びているのが小陽線です。

小陽線の中で実体が特に短いものを「コマ」と呼びます。

小陽線がだんだんと短くなっているときには買いと売りの動きが相殺されていて、トレンドが収束に向かう傾向を示します。

コマ

下影陽線「カラカサ」

実体が短くて下ひげが上ひげに比べて長く延びているのが下影陽線です。

下影陽線の中でも上ひげがないものを「カラカサ」と呼びます。

「カラカサ」は高値圏で現れたときには転換による価格の下落が起こり、安値圏では反発が起こることを示唆します。

カラカサ

上影陽線「トンカチ」

実体が短くて上ひげが下ひげに比べて長く伸びているのが上影陽線です。

上影陽線の中でも下ひげがないものを「トンカチ」と呼びます。

「トンカチ」は「カラカサ」の逆で、安値圏では上昇トレンドを起こすことが多く、高値圏では反発によって下落が始まると考えるのが通例です。

トンカチ

寄引同時線「十字線」

売買の結果として始値と終値が一致したときのローソク足が寄引同時線と呼ばれています。

「十字線」は上下に同じくらいの長さの短いひげが出ている寄引同時線です。

「十字線」は買いと売りの拮抗を示しているのが特徴で、特に弱気の売買をしている様子見の段階です。

トレンドの転換が起こることが多くなっています。

十字線

寄引同時線「トンボ」

寄引同時線の中でも下ひげが長くて上ひげがないのが「トンボ」と呼ばれます。

「トンボ」は売りと買い戻しが拮抗したパターンで、安値圏で発生するとトレンドが転換する可能性が高いローソク足です。

トンボ

寄引同時線「塔婆」

寄引同時線の中でも上ひげが長くて下ひげがないのが「塔婆」です。

「塔婆」は「トンボ」の逆で、買う勢いが強まった後に売り戻しが起こっています。

高値圏ではトレンドの転換が起こりやすいパターンです。

トウバ

寄引同時線「上十字」

「上十字」は下ひげが短く、上ひげが長い寄引同時線です。

「上十字」も「トンボ」と同様に売りの後に買いの勢いが強まったことを示しています。

ローソク足の示す時間の最初の頃にも買い傾向が強かったことがわかるので、勢いよくトレンドが発生する可能性があります。

上十字

寄引同時線「下十字」

「下十字」は上ひげが短く、下ひげが長い寄引同時線です。

「下十字」も「塔婆」に類似していて、買いの勢いの後に売りが強まって拮抗したことを表しています。

最初の時点では売り傾向があったことがわかるため、急激なトレンドが生まれることもあるのが特徴です。

下十字

寄引同時線「四値同時線」

「四値同時線」は上下のひげがほぼ存在しない寄引同時線です。

「四値同時線」はチャート上に滅多に出てくることはありませんが、取引自体がほとんど行われていない状況を指します。

急変が起こり得るタイミングなので注意が必要です。

四値同時線

ローソク足のパターン認識~ペア編~

ローソク足は隣り合う2つを組み合わせて、ペアで見ることでさらに値動きを予測しやすくなります。

株式投資のチャート分析でよく用いられてきた方法ですが、為替市場に対しても有効な手法なのでどのようなパターンがあるかを見てみましょう。

ペアでの分析の大半は日足チャートで用いられてきました。ハイローオーストラリアの場合にも1日取引があるので使えますが、もっと短い取引時間を選んでいる人もいるでしょう。

ここでは1日取引以外で使えるパターンと、1日取引で使えるパターンを分類して紹介します。

1日取引以外で使えるパターン

1日取引では短時間の値動きを追うのが特徴で、通常は短い時間足のチャートを見ます。

前足の終値と次足の始値は一致する場合が多いので、ローソク足のパターンとしても両者が一致しているのを前提に認識できるものを選ぶのが合理的でしょう。

以下に挙げる3つのパターンがバイナリーオプションで使いやすいパターンです。

使いやすい3パターン

毛抜き天井/毛抜き底

はらみ線

包み線

毛抜き天井/毛抜き底

毛抜き天井は二つのローソク足の高値がほぼ同じになっているパターンです。
低値が一致しているときには毛抜き底になります。

毛抜き天井が高値圏で発生したときには、レジスタンスラインが意識されている状況です。

いつ反発が起こって下落を始めるかがわからない状況になったととらえられます。

毛抜き底が安値圏で出た場合にも相場の上昇が起こり得る状況だと示唆しています。

毛抜き天井/毛抜き底

はらみ線

はらみ線は前足の実体とひげが、次足よりも上下に広がっているパターンです。

陽線同士、陰線同士、陽線から陰線、陰線から陽線という四つのパターンがあり得ますが、どの場合にもはらみ線と呼びます。

前足に比べて次足のときに様子見に移ったことが示されています。

陽線で始まるはらみ線が高値圏で出現したときにはレジスタンスライン、陰線で始まるはらみ線が安値圏で出現したときにはサポートラインが注目されるのが一般的です。

そのため、トレンドの継続か転換かに注意が必要だと考えられます。

はらみ線

包み線

包み線ははらみ線の逆で、前足の実体とひげが、次足の実体とひげにそれぞれ包まれたようになっているパターンです。

高値が上がり、低値は下がり、始値と終値の幅が広がっているのが包み線の特徴です。

包み線の場合には前足に比べて次足で売買が活発になっていることがわかります。

陽線から陰線になった場合には下降トレンド、陰線から陽線になった場合には上昇トレンドが発生すると期待できます。

1日以上の時間足のチャートでは陽線から陽線、陰線から陰線もあり得ます。

これはトレンドが強まる傾向を示唆していると解釈するのが一般的です。

包み線

1日取引で使えるパターン

1日取引では上述のパターンに加えて、以下の6つのペアを活用できます。

特徴的なのは前日の終値と当日の始値が異なっていることで、土日を挟んだときにも利用可能な方法です。

類似しているパターンが多いので違いを意識しながら見ていきましょう。

かぶせ線/切り込み線

かぶせ線は大陽線の前足よりも高い価格から次足が始まり、前足の中心値よりも低い価格で終値が記録されるパターンです。

切り込み線は大陰線が前足、大陽線が次足になり、かぶせ線の上下を逆転させたものです。

かぶせ線の場合には売りの傾向が強く、切り込み線の場合には買いの傾向が強いことを示します。

トレンドが継続しているかどうかを判断するのに有用なパターンです。

かぶせ線・切り込み線

差し込み線

差し込み線は切り込み線と同様に大陰線が前足で、次足の始値が前足の終値よりも低くなります。

ただ、次足の終値が前足の中心値に届かなかったものの、高値は中心値に届いた場合には、下降トレンドであれば継続の判断を下せます。

上下を入れ替えて上昇トレンドの継続を確認することも可能です。

差し込み線

入り首線

入り首線は差し込み線と類似していますが、大陰線の前足の中心値に次足の高値すら届かなったパターンを指します。

この場合には買う勢いが衰えているので、下降トレンドのときにはトレンドの継続を確認できますが、上昇トレンドの場合にはトレンドの収束を示唆します。

入り首線も上下を入れ替えれば陽線から陰線への変化でも同様の考察ができます。

入り首線

あて首線

あて首線は窓が発生するのが特徴で、差し込み線や入り首線のように前足の中心値ではなく、終値よりも次足の終値が低くなるパターンです。

窓の形成によって買いの勢力が強まる可能性が高くなります。

安値圏の場合には上昇トレンドに転じることもあるので注意が必要です。

あて首線も上下の入れ替えによって陽線から陰線への切り替わりについても分析可能です。

あて首線

出会い線/振り分け線

出会い線は前足と次足が大陽線と大陰線の組み合わせで、前足の終値と次足の終値がほぼ一致したケースです。

このときには大陽線が先行している場合は売り、大陰線が先行している場合には買いが強まると示唆されています。

相場の状況によってトレンドの継続も転換もあり得るので注意が必要なパターンです。

振り分け線は出会い線と見た目は似ていますが、前足と次足の始値が一致しているパターンです。

この場合には陰線から陽線の場合には上昇トレンド、陽線から陰線の場合には下降トレンドが発生する確率が高いのが特徴です。

出会い線・振り分け線

たすき線

たすき線は前足と次足が大陽線と大陰線の組み合わせで、明確なトレンドを見つけやすいパターンです。

陰線が先行した場合には前足の終値よりも次足の始値が高くなり、さらに次足の終値が前足の高値よりも高くなったときを指します。

この場合には上昇トレンドを期待できるので、上昇トレンドのときには継続、下降トレンドのときには転換と考えるのが妥当です。

逆のパターンなら下降トレンドの継続、上昇トレンドの転換と解釈することが可能です。

たすき線

まとめ

ローソク足はチャートの時間足に応じて一定の時間にどのような値動きを起こしたかを始値、終値、高値、低値の4つの観点から視覚的に分析できるのが特徴です。

ローソク足のパターンによって相場で何が起こっているかがわかるので、相場のトレンドを見分けるのに活用できます。

ローソク足のパターン認識をすればトレンドがわかり、時間足に応じた適切なエントリーを行えます。

こんなオレ

まずはとにかくパターンを覚えましょう!

ハイローオーストラリアでは1日取引だけでなく短時間の取引もできますが、取引時間によって有効性が高いローソク足のパターンが異なる点には注意しましょう。

ここで紹介したように分類しておくと、ハイローオーストラリアでローソク足のパターンを活用するのは簡単です。

慣れないうちはチャート上のパターンを過去に遡って見て、該当するパターンを探す練習をするのがおすすめです。

一目でわかるようになってきたらハイローオーストラリアでの実戦に生かしていきましょう。

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こんなオレ
ごくごく一般的なサラリーマン。やる気がなさすぎて一時期ニートになる始末。それでも一応就職し、ハイローオーストラリアと出会う。コツコツやっていくうちに1000万円稼ぐことに成功。目指すは早期退職し、お金に困らないニートになる。このサイトでは自分が培ったバイナリーオプション情報をお届けします。参考になれば幸いです。