ラダーオプションは国内のバイナリーオプション業者では最も一般的な取引方法です。
ハイローオーストラリア(Highlow.com)ではハイロー取引を取り入れていて、海外業者では主流の取引方法として人気があります。
国内でも金融庁によるバイナリーオプション規制が敷かれる前はハイロー取引が用いられていました。規制によってラダーオプションに変わったことで国内から海外へと転向したトレーダーも多いと言われています。
ラダーオプションを取り入れている海外業者もありますが、世界的にみると圧倒的に人気なのはハイロー取引です!
ラダーオプションはなぜ人気がないのでしょうか。この記事ではラダーオプションについて詳細に解説します。
ラダーオプションのないハイローオーストラリアでも、ハイロー取引があるから十分だと言える根拠を理解して下さい。
目次
ラダーオプションとは
ラダー、つまりはしごのような形でトレーダーに選択肢が与えられるバイナリーオプション取引です。
ルールと特徴を簡単にまとめたので確認していきましょう。
目標ライン(権利行使価格)に対するハイロー取引
ラダーオプションでは一定の間隔で数種類の目標ラインが定められています。
判定時刻における価格が目標ラインよりも高いか低いかを選ぶことでバイナリーオプション取引をします。目標ラインは日本のルールでは権利行使価格と呼ぶのが一般的です。
目標ラインのラダーの本数や間隔の広さは業者によって異なります。ラダーの本数は5本~7本ということが多く、間隔は相場に応じて変動するのが普通です。
ただ、取引開始時刻よりも前にラダーが確定されていて、取引が開始されてから変更になることはありません。
ラダーの一本を目標ラインとして選択する
目標ラインはトレーダーが自由に選ぶことができます。つまり、ラダーオプションではラダーの中から好きなラインを選び、さらにハイかローかを選ぶという二段階の意思決定が必要とされるのが特徴です。
海外業者のようにペイアウト率が固定されている場合もありますが、国内業者のように取引が開始されてからも刻々と変化する場合もあります。
業者によって詳しいルールは異なるので、単純にラダーオプションと書いてあっても同じものではないかもしれないと考えましょう。
ラダーオプションのメリット
ラダーオプションは海外業者では選ばれなかったとしても魅力がないわけではありません。
国内業者ではラダーオプションが標準なので、メリットをまずは理解しておきましょう。
自由に最終ラインを選べる
国内業者でラダーオプションが採用されているのはユーザーが自由に最終ラインを選べるからです。
ハイロー取引では取引開始時刻のレートが判定レートになります。しかし、ラダーオプションでは複数の選択肢からユーザーが自分で選べるので、リスクとリターンのバランスをユーザーが決定できます。
バイナリーオプションの国内規制では業者がユーザーに押し付ける形にしてはならず、平等な立場を取ることを重視しています。
ハイロー取引では判定レートの選択権がないのが問題視されているのです...
自由度が高い取引をしたいという人にとっては好きな1本を目標ラインとして選べるラダーオプションは魅力的です。取引のやりがいも大きくなると考えられます。
高ペイアウト率を狙える
ラダーオプションは高ペイアウト率を狙えるのがメリットです。
ラダーオプションでは現在のレートから大きく外れている目標ラインを選び、さらに現在のレートから離れていく方を選ぶとペイアウト率が高くなります。
リスクが高い分だけリターンを大きくする仕組みが一般的だからです!
現在のレートから大きく値動きをしてくれないとペイアウトを受け取れないので、高ペイアウト率を狙える相場は限られます。
しかし、急騰や急落が起きるタイミングを見つけられた際には大きな利益を上げられるでしょう。ハイリスクハイリターンの取引をしたい人にとってのラダーオプションの魅力です。
低ペイアウト率も狙える
ラダーオプションはあえて低ペイアウト率を狙ってリスクの低い取引を行えるのもメリットです。
ラダーオプションでは目標ラインの取り方次第でペイアウト率がかなり低くなります。リスクが低くて予想が当たりやすい場合にはペイアウト率が低くなる仕組みが取り入れられているからです。
ローリスクローリターンの取引をしていきたい人にとってのラダーオプションのメリットでしょう!
現在のレートよりもずっと高い目標レートを選び、目標レートより低いと予想するとペイアウト率は低くなるのが普通です。しかし、レンジ相場になっていてほとんど値動きをしていないタイミングなら高い確率で予想が当たるでしょう。
このように選べば低ペイアウト率で予想が当たる確率を上げるという考え方の取引がラダーオプションでは可能です。
分散投資ができる
ラダーオプションは戦略の自由度が高く、分散投資によるリスクヘッジが可能なのも特徴です。
きっと大幅に値上がりするけれど、どのくらいかは読み難いということもあります。
万が一、少し値下がりしたときのために現在のレートよりも少し低い目標ラインにも資金を投入しておくことも可能です。
このように投入する資金額に傾斜をかけることで大成功すれば大きな利益になり、予想がある程度は当たっていたときにはそれなりの利益を生み出せます。
バイナリーオプションでは分散投資をするのはあまりメジャーではありませんが、1つに決められない人にとっては安心できる取引の仕方でしょう。
ラダーオプションのデメリット
ラダーオプションのメリットを見てみると良さそうな部分も多いと気付いたでしょう。しかし、その魅力を上回るようなデメリットがあるため、ハイロー取引の方が選ばれています。
どのようなデメリットがあるのかを詳しく確認しておきましょう。
目標ラインを選ぶのに悩みやすい
ラダーオプションは目標ラインを選択しなければなりません。選ぶのに悩んでしまいやすく、取引のチャンスを逃すリスクが高いのがデメリットです。
目標ラインが6本あったとして、これから価格が上がると予想していたとしましょう。
現在のレートより上には3本の候補があるのが普通で、どれか1本を選んでハイを選べば良いと考えられます。ただ、どれを選ぶかによってリスクとリターンのバランスが異なるので悩まざるを得ません。
現在のレートから遠く離れている1本を選べばペイアウト率が高くなるので、大きな値上がりを起こしたときには利益が増大するでしょう。しかし、予想が外れれば全額が損失になります。
時にはなぜこのラインを選ばなかったのかと悔しい気持ちに駆られる場合も...
リスクを抑えようとすると現在のレートに最も近い目標ラインを選びます。それで3本目のラインを越えたとしたら利益にはなるものの、3本目を選んでおけば良かったと後悔するはずです。
このように悩んでいるうちにレートもペイアウト率も変わってしまいます。絶好のチャンスを逃してしまうリスクが高いのがよくわかるでしょう。非常に迅速な判断力を求められるのがラダーオプションのデメリットです。
戦略が複雑で難しい
ラダーオプションは戦略の自由度が高い反面、複雑で難しいのがデメリットです。
バイナリーオプションは簡単に取り組めるのがメリットとしてよく着目されています。ハイロー取引は簡単な取引方法の代表格で、今より上がるか下がるかだけしか考える必要がありません。
それに比べるとラダーオプションは目標ラインも決めなければならず、希望すれば複数の目標ラインを選んで分散投資もできます。
資金をいくらずつ分散させると良いかを考えているうちにレートも変化していき、チャンスを逃してしまうこともあるでしょう。複雑なのが嫌になって投げ出してしまうかもしれません。
ハイローオーストラリアのようにハイロー取引を標準としている方がストレスなく取引を続けられます!
簡単な方法で取引できるメリットを生かすにはレンジオプションは優れるとは言えません。
意思決定に時間がかかる
ラダーオプションはエントリーの意思決定に時間がかかるのがデメリットです。
目標ラインを選ぶのに悩んでしまう可能性が高く、戦略も考えなければなりません。そのプロセスに時間がかかってしまうため、チャンスはだんだんと逃げていってしまいます。
バイナリーオプションではテクニカル分析による相場分析に基づいて予想を立てるのが一般的です。ハイローオーストラリアでも常識ですが、他の業者でラダーオプションを利用する場合にも例外ではありません。
テクニカル分析をして相場が予測できてエントリーしたいと思っても、ラダーオプションでは目標ラインと戦略を検討しなければなりません!
今すぐにエントリーすべきだというチャンスが到来したことを確認できるのがテクニカル分析の特徴なので、それから意思決定に時間がかかってしまうのではテクニカル分析をした意味がなくなってしまうかもしれません。
意思決定に時間がかかるのは相場分析をして取引をするトレーダーにとって致命的です。そのため、ハイローオーストラリアのハイロー取引のように単純にハイかローかを選ぶだけでエントリーできる仕組みが好まれています。
メンタルの負担が大きい
ラダーオプションは総じてメンタルの負担が大きいのが最大のデメリットです。
予想が外れたら悔しいのはハイロー取引でもラダーオプションでも同じです。ただ、ハイロー取引では何か原因があったか、自分の分析が誤っていたかはともかく、逆方向に値動きしてしまったのが悔しいだけでしょう。
しかし、ラダーオプションの場合には別の目標ラインを選んでおけば成功していたのにという悔しさがさらに加わります。メンタルへの影響力も大きく、むやみやたらに取引をしたり、冷静さを失って判断ミスを起こしたりしやすくなります。
また、ハイロー取引なら予想が当たってペイアウトを受け取れたら純粋に喜べますが、ラダーオプションはそうとは限りません。
もっと厳しい条件の目標ラインを選んでおけばもっと稼げたのにと思ってしまいますよね...
買ったのに悔しいという気持ちが生まれ、次はもっと厳しい条件の目標ラインを選ぼうと思ってしまいがちです。すると常にハイリスクの取引をすることになり、大きな損失を生みやすくなります。
ラダーオプションよりハイロー取引
ラダーオプションは複雑で難しく、悩みながら取引をしなければなりません。さらにメンタルへの負担が大きく、いつも悔しい思いをしながらバイナリーオプション取引をすることになりがちです。
しかし、ハイローオーストラリアのハイロー取引ならこのようなデメリットはありません。目標ラインは選ぶ必要がなく、取引開始時刻のレートが適用されます。
戦略もハイかローかを選ぶだけでの簡単なルールなのであまり複雑なものは考えられません。ハイかローかを選ぶだけなので意思決定に時間がかかることもなく、テクニカル分析を生かした取引ができます。
ハイローオーストラリアならもともとペイアウト率が高いので、あえてリスクの高い取引の仕方を選ばなくても利益をたくさん得られます。
分散投資をしたい人もハイローオーストラリアでは実現できます。
うまく転売機能を使えば分散投資によってリスクヘッジをしながら利益を得ていくことができるでしょう。
このようにして考えるとラダーオプションを選ぶよりも、ハイロー取引を選ぶのが得策です。特にハイローオーストラリアではラダーオプションに勝るとも劣らないメリットがあるので納得して取引できるでしょう。
まとめ
ラダーオプションははしご状に決められた目標ラインから自由に1つを選び、そのラインに対するハイロー取引をするのが特徴です。
ただ、取引の難易度が高く、メンタルの負担も大きいことから初心者には向いていない取引方法です。
ハイロー取引がラダーオプションよりも選ばれているのは簡単で意思決定をしやすいからです。さらにハイローオーストラリアならペイアウト率も高いので人気が高くなっています。
今後、ずっと気軽にバイナリーオプション取引をしていきたいと思うなら、ハイローオーストラリアでハイロー取引をしましょう。