ハイローオーストラリア(Highlow.com)では勝ちたいと思って頑張っている人もいれば、負けたくないと焦る気持ちを抑えている人もいるでしょう。これからハイローオーストラリアを始めようとしている人も、勝って稼ぎたい、負けて損をしたくないと思っているかもしれません。
勝てずに苦労している人や、負けて後悔している人の多くが、「勝ちたい」「負けたくない」と考えています。当たり前ではないかと思った人は、ぜひこの記事を通してなぜこのような考え方が大敵なのかを理解して下さい。
ハイローオーストラリアで稼ぐのに必要な心理状態は実は少し異なります。微妙な違いと思うかもしれませんが、大きな差を生むので詳しく見ていきましょう。
目次
「勝ちたい」心理が大敵な理由
ハイローオーストラリアで勝ちたいと思って取り組むのがなぜ大敵なのかをまずは確認していきましょう。「勝ちたい」という想いはポジティブなので心理的には決して悪い状況ではありません。
それでも油断できないのには以下の理由があるからです。
負けることに対して盲目になりやすいから

勝ちたいと思っていると負けるリスクに目が向かなくなり、損失が増えているのに気付かなかったり、あまり気にしなかったりするのが問題点です。
一つ一つの取引に目を向けていて、今回は負けとしても次は勝ちたいと前向きな姿勢を持てるのがこの心理状態の特徴です。次はこうすれば勝てるのではないかと考えて、仮説検証をしながら勝てるようになろうと頑張るでしょう。
しかし、気付いたら資金が無くなってしまい、これから勝てば大丈夫だからと考えて入金をします。そして、また負けて入金をするというのを繰り返してしまいがちになります。
このような状況に陥って何十万円も失った人もいることが知られています。
最終的に勝っていれば良いと見なすのは、ハイローオーストラリアでも合理的な考え方でしょう。しかし、資金には限りがあり、勝ちたいと思っていれば勝てるようになるとは限りません。
勝ったときに過信しやすいから

勝ちたいと思っていると勝ったときにはとても気分が良いでしょう。連勝をしたときには自分は才能があるのではないかと思うかもしれません。
勝ったからといって次も勝てるわけではありません。相場は刻々と変わっていくので、バイナリーオプションでは一つ一つの取引を仕切り直しで行うことになります。
しかし、勝てば勝つほど心理的にもっと勝ちたいという気持ちが生まれるでしょう。すると、今までよりも強気で取引をしてしまって負けやすくなり、勝つときもあったとしても全体として見ると負けている状況になりがちです。
また、勝てそうな気がすると取引金額を増やして勝ちたいでしょう。そのタイミングで負けてしまって失敗するケースもあります。
負けているときに取引を焦りやすいから

勝ちたい気持ちが強いと、負けているときの心理状態が危ぶまれます。負けていると何とかして勝ちたいという気持ちがますます強まるでしょう。勝てない状況から脱却するために、焦って取引をする傾向があります。
勝てそうなタイミングが見つからないと、今まで手を出していなかった通貨ペアに突然チャレンジしたり、仮想通貨などを使ったりする場合もあるでしょう。
勝ちたいという気持ちが強い人ほど、負け始めてから瓦解しやすいのが通例です。
「負けたくない」心理が大敵な理由
ハイローオーストラリアで負けたくないという心理が大敵になるのには、勝ちたいと思って取引をするのと似ているようで違う理由があります。負けたくないと思いながら取引をするとなぜ良くないのでしょうか。
負けたときのショックが大きいから

負けたくないという気持ちが強いと、本当に負けたときのショックが大きくて心理が乱れます。
大損失を出した場合にはショックでもうバイナリーオプションはやらないと思うかもしれません。
またちょっと負けただけの場合にも、次の取引も負けるかもしれないという不安が募ってしまうでしょう。
次こそは勝って負けた分を取り戻したいという心理も働きます。一回の負けは同じ金額の取引一回では取り戻せないので、金額を増やして取り戻そうとするでしょう。
そこでさらに負けてしまうとショックも倍増してしまいます。取引金額をもう少し増やして取引して、ますます損失を大きくしてしまいがちです。
負けをカバーするために、スプレッド取引でペイアウト率を2倍以上にしようと考えるかもしれません。
結果として連敗をして後悔することになりやすいのです。
負けまいとし過ぎて取引回数が少なくなるから

負けたくないと考えすぎると取引回数が少なくなるのも問題点です。負けまいと思うと、本当に勝てそうなときにしか取引しなくなります。様々な状況証拠を集めて、不安要素があったら取引しないというスタンスになるでしょう。
必死に状況証拠の検証をしたときには、負けた理由がわからず途方に暮れてしまいます。
現実的には個人が集められる情報も分析できる内容も限られているので、どれだけ必死になったとしても予想が外れることはあり得ます。全体の流れは予想通りだったとしても、ある企業が通貨の取得のために突然巨額の売買をしたら一気に状況が変わってしまいます。
ちょっとしたことで予想が外れることがあるのに気付くと、ますます取引をするのが怖くなってしまいます。
結果として本当にバイナリーオプションを続けられなくなることもあり得ます。
連敗するとやけになりがちだから

連敗すると心が乱れるのは普通のことですが、負けたくない気持ちが強い人は特に気を付けなければなりません。
やけを起こしてしまいやすいからです!
一度負けただけならまだ取り返せるかもしれないと思うかもしれません。しかし、連敗すると三連続で勝たないと負け越してしまうという不安が生じます。
取引をして次に勝てたとしても、まだ二連勝しなければなりません。しかし、二連敗した後ではまた負けるのではないかと言う不安が大きいでしょう。
すると、やけを起こして何倍もの資金を投入したり、適当にクリックやタップをして連続で取引をしたりしてしまいがちです。大金を投入して運悪く負けたら資金を全て失います。
やけを起こして連打してしまうと、スキャルピング取引と見なされてハイローオーストラリアの口座が凍結されるリスクもあります。
口座凍結になったら二度とハイローオーストラリアを使えなくなるでしょう。

理想的な心理状態とは
ハイローオーストラリアでは「勝ちたい」「負けたくない」という心理は大敵だというのが理解できたでしょうか。本音では「勝ちたい」「負けたくない」と思っていても、その心理を押し殺して理想的な心理に近づけることが大切です。
ハイローオーストラリアで理想的な心理状態とはどのようなものなのでしょうか。考え方にはいくつかありますが、ここではおすすめを紹介します。
「勝ち越せば良し」

ハイローオーストラリアでは勝ち越すことさえできれば十分という心理状態がおすすめです。
「勝ち越す」とは目の前の取引で勝つか負けるかを気にするのではなく、全体として勝っている状態を指します。
たとえ10回連続で勝ったとしても「そんなものでしょ」と思い、10回連続で負けても「まあそんなものか」と考えて、淡々と取引をしていきます。そして、まとまった回数の取引をしたところで集計し、「30勝25敗で利益が3万円。確かに勝ち越したから良し」と考えます。
一方、「25勝25敗で損失1万円。負け越してしまった」という場合もあります。ここで数連勝すれば勝ち越せるかもしれませんが、そんなにうまく行くはずがありません。
「もう50戦して勝ち越そう」と考えて取り組み、「合計56勝44敗で12万円の利益。結果的に勝ち越したから良し」というストーリーにするのがこの考え方の重要な点です。
負け過ぎると取り返しがつかなくなりますが、少しくらい負け越していても長い目で見れば勝てる可能性が十分にあります。
母集団が大きくなればなるほど、半分を超えて勝つ結果に収束しやすくなります。
負け越しても慌てず騒がず、「最後に勝ち越せば良し」と考えると落ち着いて取引を続けられます。
「半分は時の運」

どうしても「勝ちたい」「負けたくない」と思ってしまう人は、「半分は時の運」という意識を持つのが対策になります。
バイナリーオプションでは100%買勝てることも、100%負けることもありません!
色々な不確定要素が絡み合って相場が動いているので、どう見ても勝てるタイミングで負けることも、誰が見ても負けるタイミングで勝ってしまうこともあります。
例外的な相場の変動がいつも起こるわけではないですが、常に起こり得るのは確かです。
二連勝をしても一つは運良く当たった、二連敗しても一つは不確定要素に負けさせられたと思えるでしょう。すると実力を過信することも、過度に不安になることもなくなります。
ただし、ハイローオーストラリアのバイナリーオプションは「100%時の運」ではありません。時の運だけに任せていては五分五分で勝ったり負けたりするので、勝てるように、あるいは負けないように取引をするのも肝心です。
勝ち越せるように証拠を集めよう

ハイローオーストラリアで勝ち越すためには、勝てる証拠を集める習慣を作るのが大切です。負け越しているときには証拠が不十分だったり、証拠になると思い込んでいるだけであまり意味がないものを見ていたりする場合が多いでしょう。
バイナリーオプションでは相場を見て直感的に取引をしてもそれほど高い確率で勝てるわけではありません。ローソク足やインジケーターを使ってチャートを分析したり、為替ニュースを見て相場動向を確認したりしましょう。
上がる、下がるのどちらになるかを考えてみて、上がる証拠と下がる証拠に分類してみるのがおすすめです。
上がる証拠しかないのなら、運が悪くなければきっと上がるでしょう。上がる証拠が2つあっても、下がる証拠になる情報があるのならリスクが高いので取引しないのが無難です。
証拠の数は多い方が良いのは確かですが、あまりにも多いと大変です。ハイローオーストラリアでは30秒から15分くらいの取引が人気なので、この時間内に取引するかどうかを決断できなければなりません。
5分あたり1つか2つくらいが限度でしょう。
証拠の取得のしやすさは種類によって異なります。ローソク足の分析は時間がかかる場合もありますが、インジケーターには一目でわかる簡単なものもあります。時間との兼ね合いを考えつつ、勝ち越せるように証拠探しのパターンを作っていきましょう。
まとめ
「勝ちたい」「負けたくない」という心理がハイローオーストラリアでは大敵なのがわかったでしょうか。
勝っても負けても悪い方向に進んでしまって大変なことになりかねない考え方です。
◆「勝ち越せば良し」という堂々とした心理で取引して、負け越したときにも動じずに、最終的に勝ち越せれば問題ないと考えましょう。
◆「半分は時の運」なので一時的には負け越すかもしれませんが、きちんと証拠を集めて取引をしていれば長い目で見ると勝てます。
目の前の取引の勝敗にとらわれないのがハイローオーストラリアで勝つ秘訣です。最終的に勝ち越す成功者を目指しましょう。この考え方を肝に銘じれば、きっと初心者も勝って歓びの声を上げられます。
