ビットコインの注目度が高まる中、ハイローオーストラリア(Highlow.com)ではビットコインの取引サービスを改善してきました。ターボ取引に対応し、さらに日本円と米ドルのどちらも通貨ペアとして選べるようになっています。
ビットコインに着目しているのはハイローオーストラリアだけではありません。ビジネスに活用できる決済手段として世界的に着目されています。
この記事ではマスターカードの踏み出したビットコインの今後を変え得る取り組みについて紹介し、ハイローオーストラリアのサービスとの関係を詳しく解説します。
目次
マスターカードが仮想通貨に本格参入
マスターカードはクレジットカードの世界ブランドとして有名ですが、中心軸にしているのは決済ソリューションサービスです。クレジットカードは決済サービスの一つであって、マスターカードは事業拡大によって他の決済手段も含めた包括的なソリューションの提供を目指しています。
その一つの展開として着目されたのがビットコインを代表とする仮想通貨(暗号資産)です!
決済手段としての仮想通貨の価値に着目して本格参入を図っています。2021年10月後半に明らかになったマスターカードの取り組みを見ていきましょう。
Bakktとの提携でCaaSの提供へ
マスターカードはBakktとの提携を10月25日に発表しました。
Bakktはインターコンチネンタル取引所の子会社で、ニューヨーク証券取引所にも上場しています。
Bakktとマスターカードの提携では、主にマスターカードとパートナーシップを結んでいる銀行や加盟店、フィンテック企業に対する仮想通貨(暗号資産)関連サービスを提供することを目指しています。その中心として定めたのがCaaS(Crypto-as-a-Service)です。
ビットコインなどの仮想通貨の売買や保有できるサービスに加えて、仮想通貨によるロイヤリティプログラムや、仮想通貨対応のクレジットカードやデビットカードの作成が検討されています。銀行などで既に実施されているポイントプラオグラムなどとの互換性を持たせて、シームレスにロイヤリティプログラムの意向ができるように検討を進めているのが現状です。
BakktとFiservやGoogleとの提携でソリューションの幅広い展開へ
マスターカードがBakktと提携したのは、Bakktの将来展望が大きく、一気に多くのソリューションを提供できる基盤を手に入れられるからです。
この提携によってマスターカードでもGoogle関連サービスを利用できる可能性が生まれています。
Bakktとしては大手決済ソリューション提供企業のFiservとの提携によって、モバイルウォレットへの事業展開が可能になりました。Fiservはモバイルシステムの運用ができるだけでなく、店舗決済システムの提供に強みを持っています。
この中にマスターカードが参入し、本格的なデジタル通貨ソリューションを提供できる状況ができました。まだプレスリリースが済んだ段階なので実際のサービスについては未知数です。しかし、これだけの実力企業が手を組んだとなると便利なサービスが生まれると期待できます。
VISAとの差別化が注目の的
クレジットカードの世界ブランドとしてマスターカードと二強になっているVISAはマスターカードよりも先に仮想通貨関連のサービスの提供を開始しました。提携クレジットカードの発行をすることで、様々な仮想通貨プラットフォーム企業を通して仮想通貨決済を実現できる仕組みを整えています。
VISAではバイナンスやコインベースなどのアメリカを中心とする大手仮想通貨取引所の協力を得て、提携クレジットカードを作り上げてきました。世界中の加盟店でビットコインによる決済をするクレジットカード払いができるようになっています。他にもファストトラックプログラムなどの仮想通貨関連サービスを充実させてきています。
マスターカードはVISAに対して真っ向勝負を挑むのではなく、ソリューションの提供のアプローチを変えています。
◆VISA
BtoC及びBtoBのビジネスとして、クレジットカード決済にビットコインなどの仮想通貨を使えるようにすることを重視してきました。
◆マスターカード
クレジットカード決済ではなく、銀行や加盟店がデジタル通貨を使って決済できることを重視しています。
もちろんマスターカードブランドのクレジットカードによる決済も含まれます。しかし、マスターカードではビットコインの売買や管理などもできるサービスを提供し、仮想通貨と共に資産を動かしていくのをサポートする体制を整えようとしているのが特徴です。
クレジットカードに特化しているVISAに対して、主にBtoBの仮想通貨トータルソリューションを提供しようとしているのがマスターカードです。
どちらが大きな成功を遂げるかはわかりませんが、今後の動向は注目の的になるでしょう。
ハイローオーストラリアでのクレジットカード決済の実態
マスターカードやVISAが話題になると、ハイローオーストラリアでのクレジットカード入金について気になる人も多いでしょう。ハイローオーストラリアでは3つの入金方法から自由に選んで利用することができます。
その中でも人気が高いのがクレジットカード決済です。ハイローオーストラリアではクレジットカード入金がベストと言われています。その理由と合わせて、マスターカードとの関連性についても詳しく説明します。
クレジットカード入金はベスト
ハイローオーストラリアでクレジットカード入金がベストと言われているのは、他の入金方法と比較してデメリットがないからです。
クレジットカード入金は即時反映で、ハイローオーストラリアの公式サイトで手続きをしたらすぐに残高に反映されます。手数料も無料なので何もデメリットがないのは明白でしょう。
マスターカードは一時的に使えないまま
クレジットカード入金はクレジットカードを持っている人ならまずハイローオーストラリアの口座に入金するときに選ぶべきでしょう。
以前はVISA、マスターカード、JCBに対応していました。しかし、決済サービスの移行による影響かもしれませんが、VISAとJCBしか使えなくなって久しい状況があります。
つまり、今回話題に挙げたマスターカードはハイローオーストラリアで使えないのが現状です。
他にも楽天カードや3Dセキュアに対応していないカード、一部のSMBCカードなども利用できません。クレジットカードをたくさん持っている人もいますが、一枚か二枚に厳選して集約を図っている人も多いでしょう。クレジットカードによっては年間の利用金額によって年会費が変わることもあり、少ない枚数に集約した方がお得に使えることもよくあります。
ビットコインだけでなく他の仮想通貨にも対応すると期待され、さらに魅力的なロイヤリティプログラムも利用できると考えられます。ハイローオーストラリアの入金に使えるクレジットカードを別に用意するのも良いかもしれません。しかし、枚数を減らしたいと思うなら、マスターカードの方が普段使いには魅力的だと思うことも多くなるでしょう。
ハイローオーストラリアがマスターカードの対応を一時停止していて再開できていないのは、どの決済サービスを導入するのがベストなのかを決断できずにいるからかもしれません。
仮想通貨決済に幅広く対応できる決済サービスを導入した方が良いのではないかと考えている可能性もあります。
現状としては手数料が安い決済サービスを一時的に利用しているのでしょう。今後、マスターカードにも再対応するだけでなく、他の決済手段も利用できるようになる可能性があります。
ビットコインで入金しよう
ハイローオーストラリアはビットコインでも入金できるのが特徴です。国内バイナリーオプション業者ではビットコインで入金できることはなく、海外業者ならではのメリットになっています。
マスターカードで仮想通貨の利用ができるとなるとビットコインを持つ人も多くなるでしょう。また、マスターカードの決済サービスを使ってビットコインによる支払いができるようになる可能性もあります。
マスターカードの決済でビットコインを使って入金できればスムーズにハイローオーストラリアの残高を増やせます。
今後、どのような形でサービスが充実するかはまだわかりません。しかし、ビットコインを使ってマスターカードの決済ができるようになることを考えると、今から少しでもビットコインを持っておくのが良いと言えるでしょう。そのビットコインをハイローオーストラリアに入金するのに使用すれば簡単です。
まとめ
VISAに続いてマスターカードでも本格的に仮想通貨市場に参入することが明らかになりました。クレジットカードサービスに特化するVISAに対して、仮想通貨のトータルソリューションを提供することを目指すマスターカードでは大きな違いがあります。
ハイローオーストラリアでは一時的にマスターカードの取り扱いを中止していますが、かなりその期間も長くなってきました。このマスターカードの動きを受けて前向きに再開を検討する可能性もあるでしょう。ただ、ハイローオーストラリアではクレジットカードでの入金に必ずしもこだわる必要はありません。
ビットコインでの入金も快適にできるので活用していきましょう!
マスターカードの新サービスを利用してビットコインを手に入れれば簡単にハイローオーストラリアに入金できます。ハイローオーストラリアでは資金が大きいほど有利な取引を展開できるので、気軽に入金できる準備を整えるのは大切です。最初から完璧な準備をする必要はなく、まずは銀行振込でも大丈夫です。マスターカードの動向やハイローオーストラリアの決済サービスの提携状況を確認して将来対応をしていきましょう。