ビットコインは人気の仮想通貨(暗号資産)で保有者は日本でも増えてきています。ハイローオーストラリア(Highlow.com)ではビットコインの口座はないので、ビットコインを使うときには仮想通貨取引所(暗号資産取引所)の利用が必要です。
仮想通貨取引所ではビットコインなどの仮想通貨に関連するサービスの充実を図って業界競争を繰り広げてきました。
コインベース(Coinbase)は仮想通貨取引所の大手の一つで、日本にもサービスを提供しています。ハイローオーストラリアのトレーダーもコインベースの口座を持っている人が少なくありません。コインベースでは競争力を高めるための機能の一つとして、給与振込への対応を近々実現することを発表しました。
この記事ではハイローオーストラリアのトレーダーにとって、ビットコインで給与振込が可能になるメリットを解説します。何が起こるのかを予測して、ハイローオーストラリアで利益を上げつつ、使いやすくしていきましょう。
目次
コインベースの新機能とは

ビットコインが給与振込に使えるようになる機能をコインベースでは実装する予定です。この発表によってハイローオーストラリアが使いやすくなると考えられますが、一体なぜなのでしょうか。
ここでは給与振込に関連する機能と合わせて、まずはコインベースの導入する新機能について紹介します。
口座振替機能の搭載がメイン

コインベースが給与振込を実現する手段として選んだのは口座振替機能の搭載です。新機能として口座振替に対応することで、理論的にはどの会社から受け取る給与でもコインベースの口座に振り込まれる形を作ることができます。
会社では仮想通貨取引所で開設できる仮想通貨ウォレット(暗号資産ウォレット)に給与振込をするのに対応していないのが一般的でした。しかし、その理由の一つは仮想通貨ウォレットが口座振替に対応していなかったからです。
仮想通貨の運用をしていきたいトレーダーにとっては大きな魅力がある方法でしょう!
給与振込では割合を決定可能

ビットコインで給与振込を受けられるのは魅力的でも、実生活ではやはり法定通貨の方が重要なのが現状です。
日本でも給与の一部を企業が提供している財形貯蓄制度を利用したり、金融機関の積立定期預金や積立投資信託などに自動的に口座振替をしたりすることで資産運用をしていることがあります。同じような感覚で給与の一部をビットコイン投資や他の仮想通貨投資に回したいということも多いでしょう。大半は生活のために必要だから日本円でもらいたいと思うのが当然とも言えます。
コインベースではこの点も考慮して最初から柔軟な機能を搭載しています。口座振替によってどのくらいの割合をビットコインや他の仮想通貨にするのかを自由に決められるようにしているのです。
例えば、給与の20%をビットコイン、10%をイーサリアムにしてコインベースの仮想通貨ウォレットに自動的に振り込まれる仕組みにすることが可能です。割合を変更するのも自由で、今月はビットコインの調子が良さそうだから50%の給与をビットコインにしようということもできます。
手持ちのお金が乏しいから、今月は給与を全く仮想通貨にしないという設定も可能です!
このように自由に給与の分配ができる点も大きなメリットです。
アプリで気軽に使える仕様

コインベースでは仮想通貨の運用を独自のアプリで簡単にできるようにしています。給与振込の設定もコインベースアプリで気軽にできる仕様になり、今月の給与はどうやって分配しようかと考えて簡単に変更可能です。
コインベースでは給与を直接コインベースのウォレットに振り込む機能について手数料無料で対応することを発表しています。給料の一部を仮想通貨として運用したい場合には無駄も手間もなくて魅力が大きい新機能です。
口座振替の機能搭載に伴って、コインベースではアプリの機能拡張も計画しています。アセット、取引、支払い、あなたのためにというタブを追加することで、ユーザーにとってより使いやすい環境を整える方針です。
米国内での導入がスタート地点

コインベースの仮想通貨ウォレットもアプリも日本で利用できますが、まず導入が発表されているのは米国のみです。米ドルまたはビットコインなどの仮想通貨での給与振込を受けられるようにする予定で、ある意味では試験導入とも言えるでしょう。日本でもサービスが提供されるようになるかどうかは現時点では定かではありません。
日本では労働関連法規により、雇用者は労働者に対して給与を法定通貨の日本円で手渡しするのを原則としています。そのため、コインベースの仮想通貨ウォレットを持っている人がビットコインで受け取るのを希望しても、会社としては対応できない可能性もあるのです。
ただ、仮想通貨の利用が進んでようやく法整備ができてきている段階です。給与振込を受けられるウォレットが登場すると社会的にも議論が深まり、法的に認められるようになる可能性もあります。すると、日本でも仮想通貨ウォレットを持っていればビットコインで給与振込を受けられるようになる可能性もあるのです。
コインベースの給与振込対応でハイローオーストラリアが使いやすくなる
コインベースが新機能として口座振替似対応し、給与振込ができるようになるとハイローオーストラリアは使いやすくなると期待されます。
ビットコインでの入金をしやすくなる

ハイローオーストラリアはクレジットカードや銀行振込で口座に入金している人が多いですが、ビットコインでも入金できます。ビットコインは入金手数料が無料で、振込依頼をするタイミングのBTC/JPYのレートに基づいて入金される金額が決まる仕組みになっています。
クレジットカードのように即時入金ではないものの、数十分で口座残高に反映されるのが一般的です。銀行振込のように翌営業日以降になることはないので、すぐに必要な資金をハイローオーストラリアに入れて運用に使うことができます。
クレジットカードでも良いかもしれませんが、人によってはクレジットカードを発行できずに苦労することもあるでしょう。クレジットカードはリスクが高いから持ちたくないという人もいます。それでも銀行振込より魅力的な形で入金する手段が気軽に手に入るのです。
ビットコインの入金で資金を増やせる

給与振込をビットコインにしてもらい、ハイローオーストラリアでビットコイン入金をするとお得にできる可能性があるので使いやすくなります。
ハイローオーストラリアでは入金手続きの時点でBTC/JPYのレートに基づいて残高に反映される金額が決まります。
一方、給与振込のときには給料がビットコインとのレートによって変換されることになるでしょう。給与振込のときにビットコインが安く、ハイローオーストラリアに入金したときにビットコインが高ければ差分の利益が生まれます。実質的にバイナリーオプションに使う資金を増やせたことになるのです。
資金が多ければハイローオーストラリアの取引の幅も広がるので使いやすくなるでしょう。
ただし、意図的にこのような行為をするとマネーロンダリングと見なされるリスクがあります。取引量が十分にないのに入金や出金ばかりしていると規約違反と見なされて、口座凍結になります。あくまで取引資金をお得に入れていくための手段として活用するのが大切です。

給与振込対応によって起こる変化をハイローオーストラリアで生かそう
コインベースによる給与振込対応はビットコインを代表とする仮想通貨の相場にも影響をもたらす可能性があります。その変化に着目してハイローオーストラリアで生かすのも大切です。
仮想通貨ウォレットで給与を受け取れるようになるとどんな変化が起こるのでしょうか。大きな三つの変化について理解して、ハイローオーストラリアで生かしていきましょう。
仮想通貨の個人投資家が増える

ビットコインによる給与振込に対応することで、今までビットコインに興味を持っていたけれどウォレットを作成して購入手続きをするのが面倒がと思っていた人もビットコインを持つようになります。
コインベースの場合にはビットコインだけでなく他の仮想通貨での受け取りもできるので、平たく言えば仮想通貨の個人保有率が増えて個人投資家が増加します。
仮想通貨は法定通貨と違って、個人投資家による保有や取引が多いのが特徴です。さらに個人投資家がビットコインを持つようになると相場の動向にも違いが生じます。特に給与振込の一定額をビットコインにしようという個人投資家の場合には、少額取引が中心になるでしょう。
細々とした取引が盛んにおこなわれるようになるとノイズが減少していきます!
初心者でもわかりやすいテクニカル指標での取引が加速することも想定できるため、今までよりも基本的なテクニカル指標によるチャート分析が通用しやすくなると期待されます。
給与支払い日に変化が大きくなる

給与振込に仮想通貨ウォレットが対応すると、給与支払い日にビットコインが動きやすくなります。給与の支払いのときにビットコインが買われることになる傾向が生まれるからです。
ただし、今回のコインベースで給与振込に対応する米国では給与支払い日が日本のようにゴトー日ではありません。米国では月末最後の営業日が主流でしたが、近年では2週間ごとのことが多くなっています。
古くから経営している歴史のある企業では15日と30日という対応が一般的です。ただ、比較的新しい企業では特別に日にちを決めて一斉に支払いをしているのではなく、雇用日から起算して個別対応をしていることもあります。
全体的な傾向を考えると15日と月末最後の営業日頃にビットコインが買われる傾向が強まるでしょう。このタイミングではビットコインが上がりやすくなると考えて戦略を立てるのがハイローオーストラリアでは合理的です。当面は利用者が増えるかどうか、様子を見る必要があります。
自分で受け取ればビットコイン相場に強くなる

日本で働いている場合にはまだ自分でビットコインを給与の通貨として選ぶことはできません。しかし、日本在住でアメリカの企業で働いていたり、アメリカの企業で副業をしていたりする人もいるでしょう。このような形で自分自身が給与をビットコインで受け取るようになると、ビットコイン相場に強くなります。
給与を受け取るという意味ではBTC/USDに強くなるでしょう。ハイローオーストラリアで入金する場合にはBTC/JPYの動向をチェックするようになるはずです。ハイローオーストラリアではこの2つの通貨ペアに対応しているので、どちらの相場も考慮して取引を有利に進められます。
相場の動向を常に意識していると予測する力も高まっていきます!
テクニカル指標を使う以上に正確な予想ができるようになることも多いので、ハイローオーストラリアで稼ぎやすくなるのは明らかでしょう。
まとめ
ビットコインによる給与振込に対応する仮想通貨ウォレットが登場したのは相場に大きな影響があることが理解できたでしょう。ハイローオーストラリアでは入金にもビットコインを使えるので、コインベースのウォレットで給与を受け取れるようになれば使いやすくなります。
ハイローオーストラリアのトレーダーも仮想通貨ウォレットを持つべきかというと、現状としては日本企業で働いている人が給与振込をビットコインで受け取ることができないのであまり大きなメリットはありません。
また、相場の動向にも大きな影響を与えるので、今後のハイローオーストラリアでの取引に生かすことは十分に可能です。初心者向きのテクニカル指標が使いやすくなる可能性が高いので、このチャンスを最大限に生かしてハイローオーストラリアで稼いでいきましょう。

